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70. クィディッチの試合 ページ20

今日はクィディッチの試合があった

私は図書室でバジリスクについて調べていたので、少し試合を見るのが遅くなってしまった


『どう?どっちが勝ってるの?』

ロン「90対30でスリザリンの方が勝ってるよ」


ブラッジャーがハリーの事を追いかけ回していた


ハグ「ブラッジャーに付きまとわれちょる、誰かが細工したに違ぇねぇ!」


ハリーとドラコはスニッチを見つけものすごい速さで追いかけていた。スニッチが会場の下に入っていったのを2人も追いかけた

最初に吹き飛ばされて出てきたのはドラコだった、地面に思い切り叩きつけられ、苦しそうだ


『ドラコ、!』


ハリーは1人でスニッチを追いかけていた

途中ブラッジャーが腕に当たってしまったが、反対の手でしっかりとスニッチが握られていた

今回のクィディッチの試合はハリーがスニッチを掴み、勝利となった

だが、ブラッジャーの攻撃は止まらなかった。何度もハリー目掛けて飛んでくる。


『ハーマイオニー、ロン!先行ってるね!』


私は観客席から身を乗り出し、ハリーの元へ走った。生徒達からの視線が痛い。

なぜなら、観客席からフィールドの地面まではものすごい高さがある、そんな所から落ちて平然と着地するのを見て驚かない方が無理だ


『ハリー!』

ハリ「A!来ちゃダメだ!ブラッジャーが!」


私はハリー目掛けて落ちてくるブラッジャーを思い切り蹴飛ばした。めちゃくちゃ痛かったが、骨は折れてなさそうだ


『大丈夫?』

ハリ「ダメだよA、またブラッジャーが落ちてきちゃう、僕の事はほっといていいから逃げて、!」

『あんなのより、ハリーの腕が心配だよ』



ロン「A!ハリー!危ない!」


ロンの声が聞こえ、上を見上げるとまたもやブラッジャーが襲いかかってくる

さっき使った足はまた使ったら確実に骨が折れる、なら反対の足で、!


ハー「フィニート・インカンターテム!」

『ハーマイオニー、!』


ハーマイオニーが魔法でブラッジャーを粉々にしてくれた。パラパラと破片が降ってきた。


ハー「ハリー、大丈夫!?Aも、ブラッジャーを蹴り飛ばすなんて無謀すぎるわ!」

『あはは、ごめんなさぁい、』

ロン「ホグワーツで初めてだよ、ブラッジャーを蹴り飛ばす女子生徒なんて笑」

『そうかもね笑…じゃあ2人ともハリーをお願い!』




私は"彼"の悲しげな背中を追いかけた

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作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月24日 1時

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