48Pa ページ5
「人間って、どの位の力で潰したら死ぬ？」
爆「……は？」
顔面を掴まれているにも関わらず、冷静な声でこの発言。
少し不気味がったのか、勝己は思わず私から手を離した。
プ『あっと、手を離してしまった爆豪ー！！
やっぱり特別な子にはモロに爆破出来ねえってのかー！？』
相『いや、さっきしてたぞ』
離された手を自ら掴み、勝己に詰め寄る。
目を合わせると、顔を引きつらせた。
…あ、私、今笑ってるのか。
「どうしよう、常闇君潰れちゃったかな。
私また怒られる？避けられる？いじめられる？
怖いって言われるかな？？
でもね、負けたくないの。絶対絶対勝ちたいの。
それに、凄く楽しいの」
爆「…A、」
私は壊れてしまったのかもしれない。
戦うのが楽しくて、負けるのが嫌で仕方ない。
轟「何突っ立ってんだよ」
「…痛いよ」
背後から迫って来た氷
避けられたけど敢えて避けずに両足に食らう。
「……負けたくないの。
でも皆が離れていくのはもっと嫌なの。
折角少しだけ仲良くなれたのに、トラウマも克服できると思ったのに。」
自分の中で負けたくないという気持ちと、皆に離れて行ってほしくないという気持ちがせめぎ合い、暴れ狂っている。
そんな感情の圧力に私自身が潰されそうだった。
満面の笑みを浮かべながらボロボロと涙を流す私はさぞかし奇妙だろう。
その様子がモニターに映され、会場がどよめいている。
……ミッドナイト、相澤先生、ごめんなさい。
期待に応えられないかもしれない。
爆「なに１人でベラベラ喋ってんだよ!!!!」
「…！」
さっきから一言も喋らなかった勝己が凍った私の足に向かって爆発を起こした。
その熱と衝撃で氷が溶け、脚が自由にる。
轟「は、おい！何やってんだ！！」
爆「うっせェ黙ってろ舐めプ!!!!」
轟君に対して怒鳴ったと思うと、
ぐりんと私の方を向き、胸倉を思い切り掴まれる。
爆「誰の個性が怖いって？誰がテメーから離れるって？
ンなこと誰が言った！？誰も言ってねーだろが!!!!!」
グラグラと体を揺すられ、目の前で目を吊り上げ怒る勝己。
轟君はそんな私達を見てオロオロしている。
爆「そんなに過去に囚われて何がしてえんだ！！
トラウマ克服してえなら死ぬ気でぶち破ってみやがれ！！！！
それに何度も言っただろ！！！
俺はいなくならねえよ!!!!!!」
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奏 - 続きがめちゃくちゃ気になります！！更新楽しみにしてますね！！ (2019年12月25日 14時) (
レス) id: 9ca77f8e1a (このIDを非表示/違反報告)
RIN - エンデヴァーの好物は柏餅じゃなくて葛餅だと思いますよ？ (2019年6月25日 22時) (レス) id: ebf037b094 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - キタアアアア！(( このお話大好きで、更新ずっと待ってました！ありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます (2019年5月4日 1時) (レス) id: a8c49a3c67 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - めっちゃ好みっす…続き待ってます… (2019年4月1日 2時) (レス) id: c2c283d19d (このIDを非表示/違反報告)
くろまめこ - あっ。勿体無い、と言うかなんというか、私は続きを待っています。無理はしないで欲しいですが、更新して欲しいです。頑張ってください。 (2019年3月21日 11時) (レス) id: f45f628266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2018年2月6日 22時
