47Pa ページ4
常｢…いけ！ダークシャドウ！！｣
｢…は、何で動けんの！？｣
これで私の勝ちかな、と少し拍子抜けした時
常闇君、だっけ？
彼の個性が急に動いた。
もしや個性を解除してしまったのか、と思ったが、そんなことは無い。
轟｢こんな、もんかよ…っ！｣
爆｢まだまだだなァ…!!!!｣
｢バケモノかよ…｣
軽くではあるが圧力はかけたまま。
それにも関わらず、3人は立ち上がった。
もっと、圧力を強くする？
「でも、そしたら潰れる…！｣
"相｢結果を残せよ｣"
「負けるわけにも…いかない…」
大きな期待を背負っていることもあり、この試合は負けられない。
でも、これ以上強くしたら…
轟「隙が多いな」
「、くそっ！！」
どうしようか悩んでいると、地面を這う氷に気付かなかった。
少しだけ避けるのが遅くなり、左足が凍る。
爆「あっためてやんよオ!!!!」
「わっ！！」
常「何だ、さっきより随分動きが鈍いな。」
次々襲いかかってくる様々な攻撃。
だんだんと避けきれなくなり、さっきからいろんな場所を掠っている。
攻撃が私を掠める度、負けたくない、という気持ちが高まる。
「どうしようどうしようどうしよう…
潰しちゃったら…でも、負けたくない…」
手は恐怖でブルブル震えているが、口元を触ってみれば顔は笑っている。
我ながら、不気味だ。
爆「さっさと負けろや!!!!!」
「…いやだ」
勝己の素早い攻撃に気付かず、今度はモロに爆破を浴びた。
畳みかけるように轟君の氷も迫ってくる。
負けたくない
負けたくない
負けたく、ない
「えへへ、ちょっと、ちょっとだけなら…
…さっきより強くしてみよっか、な！！！！」
常「ぐっ！！」
負けたくない、という感情が膨らみ、
さっきとは比にならない圧力で背後に迫る常闇君を弾き飛ばす。
うめき声を上げた常闇君は場外に吹っ飛び、壁に突っ込んだ。
マ『ついに１人場外にふっ飛ばしたぁー！！！
気絶しちゃったよ！やっぱりあの個性全然キュートじゃねえな！！』
「……あ、」
気絶、という言葉で我に返る。
＿＿＿＿＿やってしまった
爆「は、１人吹っ飛ばしたぐれーで大げさなんだよ。」
いつの間にか前にいた勝己に顔面を掴まれた。
爆破されてしまうかもしれないが、私は今それどころではない。
爆「…テメエ、何で抵抗しねえんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1755人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏 - 続きがめちゃくちゃ気になります！！更新楽しみにしてますね！！ (2019年12月25日 14時) (
レス) id: 9ca77f8e1a (このIDを非表示/違反報告)
RIN - エンデヴァーの好物は柏餅じゃなくて葛餅だと思いますよ？ (2019年6月25日 22時) (レス) id: ebf037b094 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - キタアアアア！(( このお話大好きで、更新ずっと待ってました！ありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます (2019年5月4日 1時) (レス) id: a8c49a3c67 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - めっちゃ好みっす…続き待ってます… (2019年4月1日 2時) (レス) id: c2c283d19d (このIDを非表示/違反報告)
くろまめこ - あっ。勿体無い、と言うかなんというか、私は続きを待っています。無理はしないで欲しいですが、更新して欲しいです。頑張ってください。 (2019年3月21日 11時) (レス) id: f45f628266 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこくらげ | 作成日時：2018年2月6日 22時
