7Pa ページ10
「え、出久に個性があった！？」
爆「……そうだっつってんだろ。」
その後私は我が家には帰らず、勝己の家へ。
こんな状態の勝己を放っておけないしね…
帰り道は常にブチギレ状態で、掴まれていた私の手首には綺麗な手形の痣が。
それを見た光己さんが勝己に一発入れて、やっと落ち着いてくれた。
「でも出久はずっと無個性だって泣いてたし…」
爆「隠してやがったんだ！！この俺に！！！！」
キレている原因を聞き出したところ、出久に個性があったと聞かされた。
勝己は隠されていた、何て言ってるけど、
…あんなにヒーローに憧れていた出久が、わざわざ個性を隠すかな？
「どんな個性だったの？」
爆「……強化型の個性。オールマイトみてぇな。
ただ発動のリスクがデカくて使ったら指がバキバキに折れてた。」
出久の１番の憧れはオールマイト。
そんな憧れの人と同じ個性を持っていながら隠すなんてことは絶対に無い。
それに、そんなに強い個性があると言っていたのなら勝己に意地悪もされなかった。
「じゃあ、異例ではあるけど、個性が今発現した…ってこと？」
爆「んなわけねーだろ！！
個性の発現はもれなく４歳までだ！！隠していたとしか思えねェ！！！」
「ちょ、落ち着いてよ勝己！！」
また興奮状態に入ってしまった。
ブチギレている勝己は正直私も怖い。
「じゃあ、この話はやめよう！？
ね、他の話をしようよ！！」
勝己の顔がどんどん崩れて行くのを見て、焦り話題を変えようとする。
爆「…あ゛？他の話…？」
「そう！私の今日の話を聞いてほしいな！」
勝己は少し虚ろな目で私を見つめる。
…何か、壊れちゃいそうだな。
・
ソファに２人で座り、
担任がミッドナイトだったこと、個性の最大出力を調べたこと、
島をさら地にしたこと。
今日あったことを全て話した。
話し終えた頃には勝己も落ち着いていて、怒り疲れたのか少しうとうとしていた。
「勝己、私そろそろ帰るね？」
爆「…泊まってかねェんかよ。」
ソファから立ち上がると、眠そうな顔でぎゅっと制服のスカートを掴まれた。
そんな可愛らしい仕草にキュンとして、思わず頬に触れる
「んー。今日は疲れたから帰ろうかな。
明日一緒に学校行こうね。」
爆「…オウ」
勝己は痣になってしまった私の手首にキスを落とし、
私は出久についてまだモヤモヤしたまま家を出た。
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まいねーむいずオタッキーちゃん！ - ミッナイせんせー！！！！その「頑張れ」はズルいてぇぇぇぇ((((( (2022年11月21日 0時) (
レス) @page8 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - 最新頑張ってください！応援しています！ 夢主ついにチート能力を持った！ 世界正副できるようになってしまうのか？？？ \(・д・)ｴｯ (*^∀^*)/ﾆｺ \*´∀`人*´∀`/ (2018年8月6日 7時) (レス) id: 9141a74373 (このIDを非表示/違反報告)
ねこくらげ(プロフ) - 舞華さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年2月4日 12時) (レス) id: 39779463de (このIDを非表示/違反報告)
舞華 - さいっこうに面白いです！更新頑張ってください！ (2018年2月4日 0時) (レス) id: 388f25156a (このIDを非表示/違反報告)
ねこくらげ(プロフ) - 酷い芝居さん» ありがとうございます！バトルシーンの描写がとても不安ですが頑張ります（笑） (2018年2月2日 16時) (レス) id: 39779463de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2018年1月26日 20時
