31Pa ページ34
「今回こんなことになってしまったのは全てあなたの責任。
あなたが個性で大地を怖がらせたからこうなったの。
だからその怪我も自業自得。この子のせいじゃないわ。
あなたは危険なの。これから立場を考えた方がいいわよ。」
バサリと吐き捨てられ、私が喋る間もなく帰ろうとした大地君のお母さん。
このままではいけない、大地君と仲直りをしに来たんだから。
「え、待ってよ、大地君…。
わたし、仲なおりがしたくてここに来たの…」
バシッ
「っ！」
大地君に手を伸ばそうとすると、大地君のお母さんに手をはたかれた。
かなり強い力で叩かれたらしく、私の手の甲は真っ赤だった。
「大地に触らないで！！！！」
大地君のお母さんは大地君をギュッと抱きしめ、そのまま帰ってしまった。
大地君はそのまま遠い場所に引っ越してしまったらしい。
３歳ながらにして、人間の醜さを痛感した気がした。
お母さんは私を優しく抱きしめてくれた。
保育園に行くと、誰も私と会話をしてくれなかった。
優しかった先生も、極力私を避けていた。
爆「A、ごはんとなりで食べよーぜ！」
緑「ぼっ、僕もいい？」
「うん！いっしょに食べよ！」
私と会話をしてくれたのはこの２人だけだった。
みか「怖い、こっちに来ないでっ！」
親友だったみかちゃんも、私を見ると涙を浮かべて逃げるようになってしまった。
さらにいじめっこも出現し、刃物がしばらくトラウマになってしまった私をからかうように鋭利な物を投げつけて来た。
いじめは小学校に入ってさらに加速。
「こっち見てんじゃねーぞ化け物！！」
「お前の個性、ヴィランみてーだな！
将来の夢はヴィランですかぁー！？」
「うう、やめてよ…痛いよ…」
爆「テメーら何してんだ！！！」
緑「Aちゃん、大丈夫？」
「げっ、ばくごーだ…！」
「逃げろ！！」
殴る蹴るの暴行をされ、痣も増えた。
その度に出久と勝己が守ってくれてた。
出久と勝己は仲が悪かったけど、私を助けてくれる時はいつも２人だった。
２人が私のヒーローだった。
中学は逃げるように私立へ。
いじめは無くなったものの、周りの人に怖いと避けられ、結局１人だった。
寂しさもあったのか、その頃から勝己と親密な仲になり、出久とは連絡がとりにくくなった。
「勝己は、いなくならないよね…？」
爆「あたりめーだろ」
＊
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まいねーむいずオタッキーちゃん！ - ミッナイせんせー！！！！その「頑張れ」はズルいてぇぇぇぇ((((( (2022年11月21日 0時) (
レス) @page8 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - 最新頑張ってください！応援しています！ 夢主ついにチート能力を持った！ 世界正副できるようになってしまうのか？？？ \(・д・)ｴｯ (*^∀^*)/ﾆｺ \*´∀`人*´∀`/ (2018年8月6日 7時) (レス) id: 9141a74373 (このIDを非表示/違反報告)
ねこくらげ(プロフ) - 舞華さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年2月4日 12時) (レス) id: 39779463de (このIDを非表示/違反報告)
舞華 - さいっこうに面白いです！更新頑張ってください！ (2018年2月4日 0時) (レス) id: 388f25156a (このIDを非表示/違反報告)
ねこくらげ(プロフ) - 酷い芝居さん» ありがとうございます！バトルシーンの描写がとても不安ですが頑張ります（笑） (2018年2月2日 16時) (レス) id: 39779463de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2018年1月26日 20時
