【WT】君がスキ。【ヤンデレ】

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とある授業。内容は、自分が紹介したい本をグループの中で紹介するというものだった。

正直めんどくさいが、絶対にやらなきゃ行けないため、しょうがなく授業を受けた。



グループを組む、という時間になった。私はどうしようと思っていると、一人の女の子のに一緒にやろうと誘われた。
特に断る理由もないため一緒にやることにした。

あと二人…なんて考えていると、

na「A、一緒にやろ！！」

となかむに誘われ、一緒にやることにした。
だが、もう一人の子は「う、うん……」とあまり乗り気でなかった。嫌だったのかな…？なんて少し心配してしまう。

na「あと一人は〜、あ、スマイル！！一緒にやろうぜ！！」

なんて言うなかむ。うん、と頷く彼。
スマイルって…確か、きんとき達と一緒に話してた人だよね？
どうだろう…仲良くできるといいな。

そんな風に思いながら先生の次の指示を待った。


ーーー
早速発表。誰からやるかって言う話中だった。一番はやだな…なんて思う。

na「スマイル、よく本読んでるしこういうの得意じゃない？お手本見せてよ！」

そんな発言をするなかむ。そうなんだ、スマイルくんってよく本読むんだ…確かに言われてみればそんな感じするなぁ…
急な無茶振りに、スマイルくんは、はぁ？と理解出来てないようだった。

だけどなかむのゴリ押しで結局スマイルくんが一番にやることになった。一番目やってくれるの助かる…！


その後無事順番も決まり、早速発表タイム。スマイルくんの発表、ちょっと気になるな…どんな発表するんだろ？なんて思いながら彼の発言を待つ。

すると彼は、紹介する本を取りだした。


『あっ！！』


……あ、やべ。思わず声が出てしまった。彼が手に持ってた本は、私の大好きな本だった。驚きと嬉しさのあまり、つい声を出してしまったのだ。


『あ…ごめん、私の好きな本だったから、つい声が出ちゃった。』


なんて私は苦笑いをする。恥ず。なんで私は声を出してしまったんだろう…


sm「えっ、Aさん、この本好きなの？」


『えっ？あ、はい！』


急に話しかけられてびっくりする。はい！！大好きです！！もしかしたら、私スマイルくんと趣味合う…？
これは仲良くなるチャンスなのでは！？なんて思ってしまう。

彼はそうなんだ、と反応すると早速発表を始めた。まあ流石に授業中にあまり話は出来ないよね…休み時間とかに話せるといいな、なんて思いながら話を聞いた。

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