限界ヲタクが転生しました。 (ページ43)

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43. サン・クラルスページ43

1年が終わり、生徒達は家に帰らなければいけない
コンパートメントにて

ﾊｰ「えぇ！？じゃあ、この数ヶ月で1年生の勉強全部頭に入れたってこと！？」

『基礎的な部分だけだよ』

ﾛﾝ「それでも凄いよ、僕なんてまだ分かってない事沢山あるのにさ」

『ハーマイオニーに教わればいいじゃん』

ﾊﾘ「もしかして飛行訓練も、？」

『少しだけね、移動手段として使える程度』

ﾊﾘ「それでも凄いよ！」

『クィディッチのシーカーに言われても…』

私はホグワーツを離れている間にもう1つのチート能力を持っている事に気づいた。

【記憶力】が良く、1度読んだ本は全て内容を覚えているのだ。箒の飛び方も1日でマスターして、移動手段としては使えるぐらいになった。

ﾛﾝ「Aってここの世界に来る前もこんなに凄い人間だったの？」

『前はこんなに記憶力も良くないし、足もあんなに速くなかったよ。唯一変わらないのが見た目』

ﾊﾘ「じゃあ、この世界に来てから、記憶力も運動神経も良くなったってこと？」

ﾊｰ「そんな事あるのかしら？」

『実際に私がそうだからね』

ﾊｰ「そんな事より、また今度あなたの世界の歴史を教えてちょうだい！」

『もちろん！』

ﾛﾝ「ホグワーツの勉強もしてるのに、よくAの世界の事も学ぼうとするよな」

ハーマイオニーは私と仲良くなってから、常に私の世界の事を聞いてくるようになった。彼女は勉強が想像以上に好きらしいな。

そんなことを話している内にあっという間に駅に着いてしまった。駅では母、サンが待っていてくれた

ｻﾝ「A！おかえりなさい！」

『ママ、迎えに来てくれたの？』

ﾛﾝ「え！？あれがAのお母さん？」

ﾊｰ「とても綺麗な人ね！」

ﾊﾘ「Aに似てるよ」

『血は繋がってないけどね、自慢のママだよ』

ｻﾝ「あら、Aのお友達？母のサンです、Aがお世話になってます」

ﾊｰ「ハーマイオニー・グレンジャーです！」

ﾛﾝ「ロン・ウィーズリーです」

ｻﾝ「ハーマイオニーに、ロンね！よろしく！」

ﾊﾘ「僕、ハリー・ポッターです！よろしく」

ｻﾝ「ハリー・ポッター、あなたがあの有名な子ね！よろしく！」

皆がママに挨拶をしてくれたので、私も皆のお母さん達に挨拶をしに行った。

ロンの両親も、ハーマイオニーの両親もとてもいい人だった。ハリーの両親には会えなかったけど。まあ、ダーズリー家の事は前々から知っているから、迎えになんて来ないのだろう。