限界ヲタクが転生しました。 (ページ22)

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22. 学べよページ22

私はあとどれくらいここに居られるのだろう

大広間には私しかいない
皆午前中の授業を受けている

私がこの世界に来たのは一昨日の夜
その時にダンブルドアが魔法省に報告すると言った

だとしたら、あの数日で私のこれからの人生が決まる。不安と恐怖しかない。

それまで、私はここにいなきゃいけない

スネイプがさっき私に言った"部外者"という言葉
地味に心に突き刺さった

私はあくまでも生徒でもなければ、ましてや教師でもない。私の存在は一体何なのか分からない。

皆と食事を共にしたり、お話したり、笑い合うのはとても楽しい。でも終わりがきっと来る。

『…どこかに、売り飛ばされるのかな、』

そしたら、皆と話す事も無くなり、もちろんマルフォイとも会えなくなるんだ

せっかく長年の夢が叶ったのに、こんなに短い期間で終わるなんて、嫌だよ、

『Hogwarts Hogwarts, Hoggy Wrty Hogwarts,Teach us something please…』

私はホグワーツの校歌を口ずさみ始めた

Whether we be old and bald Or young with scabby knees,

"老いていてもハゲても青二才でも"

Our heads could do with filling

"頭にゃなんとか詰め込める"

With some interesting stuff,

"面白いものを詰め込める"

For now they’re bare and full of air,

"今は空っぽ空気ばっかり"

Dead flies and bits of fluff,

"死んだハエやらガラクタ詰めて"

So teach us things worth knowing,

"教えて価値のあるものを"

Bring back what we’ve forgot

"教えて忘れてしまったものを"

Fust do your best, we’ll do the rest,

"ベストをつくせばあとはお任せ"

And learn until our brains all rot.

"学べよ脳みそ腐るまで"

歌い終わると、どこからか拍手が聞こえてきた