おせっかいお兄ちゃんズ！【HOPEJIN】 (ページ8)

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08 ガールズトークページ8

JN「帰さないよって…忘れてるみたいだけどここ僕のお家ね」

JH「３軒とも全部マイホームみたいなもん」

『どこの富豪？ていうか早く離して、スビニの準備手伝うから』

JH「お前は弟に甘すぎるんだよ、ヌナ離れするって言ってきたんでしょ？ヌナ離れの手伝いこそすべき！」

『あー、はいはい！手伝わないから普通に家帰りたい！離して』

JH「怖くて帰りたくないから一緒にソクジニの家泊まろ～」

『オッパがいるなら私いらないと思う』

JN「俺ら二人きりとか華なさすぎでしょ」

思うんだけど、マイホームみたいなもんってことは私の位置、家族に属するはずだよね？なんで華を求めるの。
ていうか世の女子からすればオッパたち二人が華みたいなものなのに。

『じゃあゾンビもう一本観る？』

JN JH「「勘弁して」」

『嘘だよㅋㅋ 何する？もう寝る？』

JN「布団入ってガールズトークしよ！」

『ガール私だけだけど？』

JH「んもー、何言ってるの？ほんとやぁねぇ、私たち幼稚園の頃から毎日ガールズトークしてるじゃないのぉ♡」

JN「ほんとほんと。やんなっちゃう♡」

『何この茶番』

まだ10時を少し過ぎたところなのに、オッパたちは若干ナチュラルハイになっている。ちょっと眠い＋非日常感ってだけでこんなにテンションが上がってるんだから、将来お酒を呑むようになったらどうなるんだろう。絶対家に招かれても行っちゃいけないし、家を訪ねてきてもドアを開けてはいけないのだけはもう分かる。

ガールズトーク、と言い出した時点で、もう既に面倒くさいという検討はついていた。だって、ガールズトークで話すのは一つしかないから。

JN「ねぇねぇ、みんなは好きな子とかいるぅ？」

『まだ続けんのそれ』

JH「んっーとぉ、あたしはすっごく身近にいる子で、弟のことを溺愛してる子かなぁ？」

JN「んもぅ！ちょっとぉ、私と同じじゃないの！？」

『うわー修羅場だー』

JH「ソッジニぃ！私たちの恋焦がれてる張本人はこーんな間抜けなこと言ってるぅ。困っちゃう！」

JN「もうほんと、Aって罪なオ・ン・ナ♡」

『そういう風でしか言ってこないからしょーがないね』

好きとか、可愛いとか、愛してるとか。

このオッパたちは昔からこんなことを言ってるから、本気で私のことを今好きなのか分からない。

ふざけながらだけど、今がチャンスだと思ってこんなことを言ってみた。

どうなるかは知らないけど。