03 どデカいパフェとけだるげ店員 ページ3
くだらない話をしているとすぐに目的地に着いた。
駅前と言いつつも、ちょっと路地裏にそこはあった。
『よく見つけたねこんなとこ』
JN「僕の友達の叔父さんの店なんだよ、その友達も働いてる」
『ふーん』
JH「僕も仲良いんだけど好きになっちゃダメだしなられてもダメだからね」
『そうやってすぐ恋愛にこじつけるのやめた方がいいよ、中学生みたい』
JH「心配して言ってんの！」
ドアを開けるとベルがチリンチリンと可愛い音がなる。
店内は昔ながらのカフェって感じで、どこか懐かしい感じがした。いい感じだって思ってたら、カウンターからダルそうないらっしゃいませ〜って声が聞こえた。
JN「ユンギヤ、もうちょっとちゃんとやれよ」
SG「お前らだったからだよ、普段はちゃんとしてるから」
JH「一番のオススメ何？」
SG「でっかいいちごパフェ」
JH「一番高いから言ってんでしょ」
SG「その分手間暇もかかってるし最近の奴らが好きなインスタ映えもする」
JN「最近の奴らって……お前はお爺か？」
『でっかいいちごパフェ！！？』
けだるげな店員が放った夢のような10文字を叫ぶと、皆の目線がこちらに向いた。
スビニが私を指して呆れたように苺が最近のヌナのブームなんですと説明する。
めっちゃ目キラキラじゃんってけだるげ店員にクスッと笑われた。
『あれですか、あの大人数で食べる超でかい夢のようなあれですか？？！』
SG「それですㅋㅋ」
『ねえオッパこれがいい！』
JN「ユンギの思うツボじゃんー…」
『ユンギさんオススメしてくれてありがとうございます』
クスクスおかしそうに笑うユンギさんと思わず握手を交わして、席に着く。ホソギオッパの目が怖いったらありゃしない。
さっきまであまり耳に入ってこなかったが、席に着いて休むと心地いい音楽が耳に入ってくる。
『ねえオッパ、ほんとに奢ってくれるんだよね？』
JN「うん、もうすぐA誕生日だし特別ね」
『オッパ最高！だいすき！』
JN「じゃあ今日僕んちでゾンビ映画観よ！」
『えっ！観たい！！』
こうやってお兄ちゃんらしいオッパたちは大好き。
さっき握手を交わしたユンギさんが重たそうにパフェを持ってきて、テーブルの上に置く。
「お前顔デロデロ」とついでにソクジニオッパにデコピンして行った。
JH「ゾンビ映画なんてよく観れるね」
SB「ほんとですよね、アベンジャーズでも一緒に観ましょヒョン」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海月 | 作成日時：2019年7月8日 22時
