おせっかいお兄ちゃんズ！【HOPEJIN】 (ページ2)

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02 熱狂的なペンページ2

私とオッパたちが通う学校は、バカ校だけど私立の中高一貫校なのでスビニも校舎は違えど同じ敷地内だ。校門前で待ってるねとスビニにカトクすると、すぐにパタパタ走って来た。

SB「ソクジニヒョン、ホソギヒョンお久しぶりです！」

JN「ん。じゃあ行こ～」

JH「どう、スビニ。最近学校うまくやってる？」

SB「やってますよ、でも早く高校に行きたいです。
でも僕が入学したらヒョンたちは卒業だから悲しいです」

『ヌナがいるじゃん～』

SB「ヌナは家にも学校にもどこにでもいるじゃん」

まあ、スビニの言う通りなんだけど。

なんせ子供がいる家が３つ連なっているんだから、言わずもがな私たちは幼い頃からの仲だ。
物心ついた頃には両隣にいつもオッパたちがいて、ずっとお節介をやかれてきたからか、スビニが生まれてから自分も同じようにお節介してしまっている。

最近反抗期なのか、「ヌナ離れするから」って言われてしまったけど私が何か褒めるとニコニコしてるし、食べ物あげると喧嘩してても仲直りだし全然反抗してなくて結局可愛い。

SB「ヌナ何食べたい？」

『スビニが食べたいやつで♡』

SB「じゃあ僕はソクジニヒョンが食べたいやつで♡」

JN「じゃあ僕はAが食べたいやつで♡」

JH「それ決まらないから～あと僕は～？仲間はずれ～？？」

SB「やぁぁ、ホソギヒョン何食べたいんですか？」

スビニは生まれた時からずっと近くにいるヒョンたちが大好きだ。

ソクジニオッパは見た目と性格が死ぬほど好きで憧れなんだって。たまに歌ってる時の声が綺麗過ぎて付き合いたいって言ってたな…。

ホソギオッパはスビニの部活であるダンス部を掲げて目標にしてる存在らしい。あと横顔が美しすぎてずっと見てたいって……。

うちの弟、まるでアイドルのペンみたいじゃん。
ヌナにも熱狂化してって言ったらヌナ離れだから無理って言われそう。泣いた。

JH「どしたのA？なにムスッとしてんの？」

『オッパたちきらーい』

JN「何で！？すきの間違いだよね？！」

JH「すきでしょ？僕達のこと」

SB「何てこと抜かしてるのヌナ！いつも近くにいながらこの２人の素晴らしさが分からないなんてどうかしてるんじゃないの？」

『じゃあ私とスビニの分奢ってくれたら大好きになる』

JN&JH「「…任せてよ！！」」

これが俗に言うチョロいである。