大丈夫やんな？ (ページ5)

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大倉side

～医務室。

ピピピっ

体温計を見ると壊れてるんじゃないかと思うほどの高熱、、

錦戸「なんどやった？」

どないしよう、こんな高かったら取材いいから休めとか言われるし。

大倉「37度。」

ああ、嘘をついてしもた、、まぁこれで迷惑かからへんならええか、、な、

錦戸「嘘や。」

と言いながら亮ちゃんにパッと体温計を取られてしもうた。
やばい…

錦戸「え…39.8度って、、めっさ高いやんけ。」

ああ…

大倉「いや、でもな？それほど怠くないし大丈夫やで？」

錦戸「何が大丈夫なん。全然大丈夫やないやんけ。ほぼ40度やで？」

大倉「いやでもほんまに大丈夫やねんて、、」

と言いベッドから立とうとしたらフラっと亮ちゃんの方に倒れかけてしまった。

大倉「ごめん、、」

申し訳ないと思うが、なぜか亮ちゃんに倒れかけてしまったまま動けない。
なんか急に怠さも増し気をぬくと、今にでも倒れてしまいそう。

錦戸「お、おい大丈夫か、？寝ときや。」

亮ちゃんはそう言い支えながらベットに移動してくれた。

大倉「ごめんな、亮ちゃん…」

どないしよう…亮ちゃんには迷惑沢山かけるし…メンバーになんて言ったらええんやろう。

錦戸「なんも気にすることないねんて。メンバーには俺から言っとくから気にせんで、迷惑とか思わんでええから、な？」

俺の気持ちを読み取ったかのように優しく言うてくれる亮ちゃん。

でも、メンバーにはばれたない。

大倉「ありがとう…でもメンバーには言わんで、、お願い。まだ取材まで時間あるしそれまではねとくから、、」

錦戸「いやでも言った方がええと思うで。それに長い間楽屋に戻ってこーへんかったらおかしいと思うやん。」

大倉「俺メンバーに取材までの間仕事入ったから取材の時間ぎりぎりに楽屋戻るってメールしとく。だから、お願い。」

熱のせいであまり働かない頭を回転させなんとか考え、亮ちゃんに伝えた。

すると亮ちゃんはわかった。でもなんかあったら俺だけでもいいからメールしてな。と言い楽屋に戻っていった。