大丈夫やんな？ (ページ4)

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ふらふらしながら歩いてる大倉。
あれはやばないかと思い近寄ろうとしたら急に視界から大倉は消え、床にしゃがみ込んでいた。

とっさに走り、大倉に近寄る。

錦戸「大倉？？おい、どした？大丈夫か？」

と声を掛けたが大倉は下を向きしゃがんでいるまま動かない。

錦戸「大倉？」

デカ目に声を掛けると大倉が反応し、俺を見ると急に焦りだした。

大倉「りょ、亮ちゃん？」

詰まりながら俺の名前を言う大倉。

錦戸「大倉、大丈夫か、体調悪いんやろ、？」

大倉「え？体調悪い？そんなわけあらへんやん(笑)」

苦笑いで大倉は言ってきたが、急にしゃがみ込むなんて普通じゃない。

錦戸「嘘つかんでや。急にしゃがみ込んじゃうって相当しんどいやろ、、？」

大倉「いや、ちゃうねん。ただ、転びそうになっただけやねん。ほんまやで？」

あんなのが転びそうになっただけ。だなんて思えへん。

錦戸「だから嘘つかんでええって。ヤス体調悪いから言えへんかったんやろ。熱あるん？」

大倉「熱なんてないよ。ほんまに大丈夫やから。」

そう言いながら立とうとする大倉がよろけたから支えるとじんじん伝わる熱。
これ相当高いやろ、、

錦戸「危ないやん。大丈夫か？お前めっさ熱いで。熱あるやんこれ。」

大倉「ごめん、、でもほんま大丈夫やで。」

錦戸「大丈夫やないて。楽屋戻って熱計ろか。」

そう言うと、大倉は楽屋だけは無理や。と言い出した。

大倉「楽屋行って熱計ったりしとったらみんなに迷惑かかるやん。ヤス高熱やし。だから絶対いやや。」

頑なに楽屋には戻ろうとしない大倉。
でもこれじゃあ大倉の体がもたへん。
どうにかせんと、、。

錦戸「だれも迷惑と思わんから、な？だから楽屋戻ろう。」

そう言ったが大倉はやはり迷惑かかるからだとか言い出し、絶対に戻らない。

楽屋無理なら医務室行けばええか。

錦戸「じゃあ、医務室行こ。そしたらメンバーおらへんからええやろ？お前絶対熱あるんから。な？俺もついてくから。」

大倉「でも…亮ちゃん迷惑やろ。」

錦戸「なんも迷惑やないて。行こ。」

なんとか大倉を説得させ、医務室に向かった。