大丈夫やんな？ (ページ2)

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楽屋。

「おはよう～」

いつものように挨拶をし入ったが、
みんなはバタバタしてる様子で俺が来たことに気づいていない。

どうしたんやろうと思い、みんながおるソファーの方に行くと、真っ赤な顔をした安が寝ていた。

村上「あ、大倉。来てたんか。」

背後から覗いた俺に気づいた村上くんが言い、みんなも俺が来たことにやっと気づいた。

大倉「おん、安どないしたん？」

まぁ、聞かなくてもきっとこの感じだと熱があるんやろう。大丈夫なんやろか、、

村上「安、結構熱高いねん。収録厳しいかもしれへん。」

大倉「高いって、何度なん？」

村上「さっきはかったら38度6分やった。」

大倉「え、まじ？それはやばない？」

想像してたよりも高く、びっくりしてもうた。
ヤス滅多に体調崩さんからきついやろな、、

そんな事を考えていると、

安田「あぁ、みんなぁ。ごめんなぁ」

と、ほわほわしながら謝ってくる安。
ほんま辛そうやな…

大倉「大丈夫か？安」

安田「おぉん。」

とても大丈夫そうには見えへんねんけどな。

その後収録どうするかってなって延期は出来へんから俺や丸ちゃん、亮ちゃんは安のぞいて６人でやった方がええって言ったけど安本人は出来る。の一点張りだったため村上くんと横山くんとすばるくんが本人が出来る言うてるならやらせよう。という事になった。

収録中は何度か休憩を入れたり、隣に座ってた俺と丸ちゃんに寄りかかったりしてなんとか無事に終わり、みんなに支えられながら楽屋に戻った。

この後はまたメンバーで雑誌の取材がある。
それまで結構時間が空くから安の看病をしながら各自好きな事をしていた。

俺も安の事を気にしながら携帯を弄っていたが急に本当に急に目の前が二重に見えて激しい頭痛に襲われた。

とにかく頭が痛く目を瞑り必死に耐えた。
だんだんと頭痛もおさまり目を開けると何もなく、普通。何なん？今の。と思い、すっかり忘れていた朝の事も思い出した。

なんなんやろう。朝から、、
少し変な考えも頭を過ったがただ疲れてるだけや。そう自分に言い聞かせた。