欲しかった

仲のいい子？ ページ9

屋上は静かだ


私を段差に座った



ここにはほとんど人は来ない


だから私はここにずっといる



でも今日は違った。



ｶﾞﾁｬ

「あれ？先客がいる」



入ってきたのは美少年

背が高くて

でも何考えてるかも分かんない

そして独特の声が印象的




男「君は確か…。一年の篠崎Aだね？


　 雪ちゃんのお姉さんだね」



雪ちゃんのお姉さん

　

また…。雪…。


雪の姉



それは嬉しいと同時に辛いもの

私と関わるすべての人が私を通して雪を見る



私にとって残酷な発言だ




男「てか。サボりはダメだよ〜。」


貴「貴方もサボってるでしょ。」



男「俺はいーの？おっけい！」


貴「は？」



なんか面倒くさいなぉこいつ



男「てか。ちゃんと敬語使ってよ！」



そう言われて彼のネクタイの刺繍をみたら


青で K.I そう書かれていた



青は二年生で赤の私は一年生だ



でも

貴「気付かなかった。すいませーん。」

敬語なんか使わないし


男「もう！まぁいいや！」



うわっ。テキトーだな。

だったら最初から注意すんなよ


そんな、事を思ってると




　 〜♪〜〜〜♪♪



下校チャイムがなった



あれ？もうそんな時間だっけ？

まぁいいや。



さっきのメンドイ先輩はフェンスの方にいた


帰ろとした


私に声をかけた



男「ねぇ。あれ君と仲いい子たちだよね？

　 いいの？一緒に帰らなくて？

　 というか。待ってるんじゃない？」



仲いい子？


そう思い私は屋上のフェンスの方に歩いた

初めてに頼った→←ごめんね。

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