宮侑という男 ページ1
私、宮本A。
「宮本さんか〜。俺宮侑、よろしゅうなぁ」
で、この隣の席のやつが宮侑。
唐突だが、私は宮侑が苦手。
「なぁ、Aちゃんって呼んでもええ?」
「Aちゃんって好きなもんなに?」
「Aちゃん、昼飯一緒に食お!」
こいつ、私に馴れ馴れしいのだ。
「ね、誰だっけその、あー宮沢さん?嫌がってるやん。侑くんうちらと食べへん?」
そして、女にモテる。あと宮本な、宮沢じゃねえよ?
他クラの子とか先輩後輩にモテる。
だから宮侑が話しかけてくるたび、
「(こわいこわいこわい)」
廊下からの私への視線が痛い・・・。
でもここのクラスはこいつにほとんどの人が興味ナッシングらしい、それがちょー助かる。
「・・・あ、銀!ごめんなぁ、わざわざきてもらって。今日銀と食べるんやって、」
「えーなにそれー」
「来た意味ないー」
ちょ、なんで断るんだよ・・・・。
・・・あと何故かこいつ私以外の女子には馴れ馴れしくない。
馴れ馴れしくしといて、私から数少ないお金を騙し取るつもりなのか知らないが、
私騙されないかんね!!!
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イチゴいち - 修羅場化しそう…次の話も楽しみに待ってます! (2020年4月17日 12時) (レス) id: c4218e00f5 (このIDを非表示/違反報告)
くぴ(プロフ) - 雫-sizku-さん» ありがとうございます! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 5180e1734e (このIDを非表示/違反報告)
雫-sizku- - 面白い上に、方言の使い方もとても上手だと思います。(なんか上から目線ぽくすみません)続き楽しみにしてます。頑張ってください (2020年3月31日 18時) (レス) id: c71abf6879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くぴ | 作成日時:2020年3月31日 15時