ファン同士仲良くしましょう【赤葦京治】 (ページ10)

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8話ページ10

ピシッ

一瞬体が固まった。

《なんでこんな色んな人に知られてるの？別に隠してないけど》

そんな気持ちが表情に出ていたらしく、

黒「木兎のやつが自慢して回ってたぞ(笑)」

と黒尾さんが教えてくれた＿＿＿＿＿＿

『えーーー!?!?』

赤「Aうるさい」

『いや、え？だってね？びっくりしたし？てか、赤葦君に関してはいつも一緒にいるんだから知ってたよね？え？知ってたよね？なんで教えてくれなかったのさ！』

赤「いや、別に言わなくてもいいかなっ『良いわけあるか！』ごめん(笑)」

木兎「おー、A元気だなあ(笑)」

《はっ。推しに笑われてしまった…。穴があったら入りたいというかなんなら自分で穴掘りたいレベル(?)》

とまあ賑やかにお昼を食べ終え、他校の人達に変人認定(多分された)を受けたので今度こそ帰ることにした。

赤「Aさんは明日も来るんでしょ？」

『え？明日？部活休みだから来ないけど…』

赤「え？来るでしょ？(圧」

『いや、だから、行かな』

赤「A、く、る、で、しょ？」

『い、行かせていただきます…』

ちゃっかり名前も呼び捨て圧をかけられた(怖

私のいない所で

白「赤葦ってあんな感じだっけ～(汗」

雀「いや、あれは重症だわ」

木葉「あいつ好きな子はいじめるタイプだったんだな～(ﾆﾔﾆﾔ」

小「いやお前も似たようなもんだろ」

ほかのメンバー「うん。」

木葉「え、俺ってそんなイメージなの？」

木兎「え？なんの話？ねえねえ」

なんて会話が繰り広げられていたんだとか

次の日

昨日は練習の後に行ったため、途中参加になってしまったが、今日は休みのため、ちゃんと最初から行こうとちょっと早めに家を出た。

どうやら早く着きすぎたらしい。校舎をうろうろしていると

白「あ～Aちゃんだ～。今日もお願いね～」

『はい！』

白「ん～、もう少し時間あるし、試合見る～？」

と、ちょうど飲み物の補給で外に来ていた雪絵先輩が声をかけてくれた。

『え！いいんですか？木兎さんの試合が見られる…』

白「ほんとに木兎好きだよね～」

『あ、スクイズ半分持ちます！木兎さんは私にとってスターなので！』

白「ﾌﾌｯ。それ赤葦も言ってたな～」

《美人の笑顔…。目が幸せ》

体育館につき、中に入ると木兎さんがしょぼくれていた…