9話 ページ10
第一体育館にもうすぐで着く。そして思い出した。(え、そういえばこの時間部活やってるよね？第一体育館ってどの部活がやってるっけ…バレー部…じゃないよね？)
自分の中で自問自答しつつ歩く。もしバレー部だとしても普通に行けばいいのだろう、私だってちょっと校内で有名なイケメンがいるだけならここまで焦らない。しかし相手は推し。平常心を保つことが出来るだろうか。(お願いだからバスケ部であれ)
願いながら歩いていたら体育館に着いた。それと同時に絶望した。このボールの音、掛け声、元バレー部には痛いくらいわかるシューズの擦れる音。(うん、終わったわ)半分現実逃避した。でも引き受けた手前このまま帰る訳にもいかない。どのタイミングで入るか悩んでいると、ボールの音が少し止んだ。おそらく休憩だろう、今が邪魔にならずに入るチャンスだ。そう思い、勢いよくドアを開ける。もちろんドアを開ける音で全員の視線がこちらへ向く。(やばい、死にそっ)人に見られることも苦手なのに推しに見られてるかもしれないと思うと息が詰まる。私は、なるべく顔をあげないように下を向きながら倉庫へむかった。しかし中に先生はいなかった。(いや、いないやん。これ私どーするべき？)
？「蛍光灯持ってきてくれたんか？」
「は、はい！」
反射的に返事をしたら声が裏返った。(はずい。)
少し気まづかったので振り返る。すると目の前にMｒ.隙なしこと北信介が。オタクには耐え難い状況だが、さすがは北さん、騒ぐ隙を与えない。
北「それはおおきに。ちょうど、先生が古い蛍光灯外してゴミ捨て場に持ってったとこやねん。」
「い、いいえ！では、蛍光灯はどこに置けばいいでしょうか！」
全体的にいつもよりカタコトになりつつ尋ねる。
北「ここに置いといてくれたらええよ、」
「分かりました！ありがとうございます。」
蛍光灯を言われたところに置いて倉庫から出る。
角「え、Aさんどうしたの？」
「え！？あ、角名くんか。急に呼ばれてびっくりしたよw担任に蛍光灯持っていけって頼まれたから持ってきただけだよ」
角「そーなの、てっきり上の人達みたいに双子見に来たんだと思った。」
そう言われてう上を見るとたくさんの女子たちが。さすがは稲荷崎とでも言おうか。人がいるのに全然うるさくない。でなきゃ宮侑に追い出されるか、静か過ぎて気づかなかった。
「違うよ、じゃあ私帰るね」
そう言い、角名くんから目線を外した時、宮侑と目が合ってしまった。
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狐 - プロポーズの仕方クソワロタwwwwwwwwwwwww (2021年8月27日 2時) (
レス) id: 9f3cb36eee (このIDを非表示/違反報告)
くーのすけ(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!私自身が求めていた内容を書いたのでそう言っていただけると嬉しいです！初めて書いた作品なので文と文の間が狭いですよね…自分で読んでても思いました…。途中から少し広めにしたのですがどうでしょうか (2021年7月4日 21時) (レス) id: 699cfc7cf0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - めっちゃ私が求めてた内容なんですけど、文と文と間がなくて読みずらいので開けてくれると嬉しいです！！でも、この話面白いし、どタイプです。笑 (2021年6月26日 20時) (レス) id: 9b97fff7dc (このIDを非表示/違反報告)
むいみお(プロフ) - 内容は好きなんですけど詰めすぎて読みずらいです。１文ずつあけたらどうです？ (2021年2月24日 18時) (レス) id: 659e29772d (このIDを非表示/違反報告)
くーのすけ(プロフ) - 蜜さん» アドバイスありがとうございます！18話で少し感覚を開けてみたのですがどうでしょうか？もし宜しければ良くなったやもう少し開けた方がいいなど返信頂けたら嬉しいです！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 699cfc7cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーのすけ | 作成日時：2021年1月11日 23時
