目指せ！華のモブ生活！【稲荷崎】

11話 ページ12

HRが終わりすぐに美桜のところに行く。
「なんでこうなったん！？」
美桜「いや、あのね本当はA1番前だったんよ、同じ列の。でも今一番前に座ってるメガネの子が黒板見えないらしくて、そこの席争奪戦になったんだよねー。」
「なら尚更なぜ私！？ジャンケンで勝った人とかでいいじゃん？」
美桜「それがさ、メガネの子が前から三列目までは見えるって言ったらそれより前にいる女子がほぼ全員ジャンケンに参加しようとして、めんどくさいからって先生が同じ列の1番前と交換でいいやろって。それでこうなったわけよ、ドンマイww」
「いや先生ふざけんな、てか真面目に話そうとするなら最後まで笑うなや」
美桜「ごめんてwwAってホント運悪いねw｣
「思ってないでしょ…？こうなったら極力話さないように努力するしかないわ」
美桜「がんばれー(棒)」
「もっと心こめて言ってよw｣
そんなこんなで私に次の席替えまで隣の席とあまり関わらないようにというミッションが発令された。
しかし1時間目から事件発生。英語の授業だったのだが、私が昨日休んでたせいでプリントがないと言うと、今日持ってきてないから隣の人に見せてもらってと言ってきたのだ。さっきミッションが発令されたばかりなのにこんなに早く失敗するのは避けたい。必死に考えた結果私は左隣の人に見せてもらうことにした。小中学校みたいに席がくっついていなくて良かったとおもった。何とかピンチを乗り越えた。ほかの午前の授業は特に問題なく終わった。
(やっとお昼だよ…)いつもよりどっと疲れて美桜の元へむかった。
5時間目は体育だ。美桜と更衣室へ向かう。着替えている時に聞いたのだが今日から球技大会の練習が始まるらしい。今更だがトリップ前と違い、ここはまだ２学期。前世では１学期に球技大会がある学校だったので違和感を感じた。(…ていうか種目決めてなくね？)
「ねえ美桜。球技大会の種目なんて決めたっけ
？」
美桜「あぁ、それ昨日決めたんだよ」
「え！？なんでよりによって色々決める時に熱出したんだろ私…。」
美桜「どんまいw私はドッヂボールに出るよ」
「テニスじゃないんだ？私は何に出るの？」
美桜「テニスなかったんだよね、バスケとドッヂボールとバレーボールしか選べなかった。」
稲荷崎では球技大会は学年事らしい。


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めっちゃ中途半端ですが次いきます
すみませんm(*_ _)m

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