夜兎キョーダイの次男はよく寝る子【銀魂】

第二十九訓〜五〜 ページ6

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父さんの姿が神楽の後ろに回るのが見えたが

身体が追いつかない


葵「かg…」

横を向いた時には




もういない



葵「⁉グアッ⁉」

父さんは傘で脇腹を殴り

地面に押さえつける




葵「う"あ………」


だいぶ強く殴られた

骨が折れてんな

口から頭から血が垂れる




星「お前はこれくらいしないと手がつけられねぇからな」

葵「ハゲが…」



立ち上がる


ガパン


しかし父さんに殴られ

神楽と同じ方向に飛ぶ



これで地面に叩きつけられたら

もう一回挑もう………


諦めきれずそう考えていると


ガッ


誰かに受け止められる


葵「銀さん？」


神楽を逆さに持っていた


銀「…ったく何やってんだテメーら」

銀さんの後ろには

親子がいて、俺達から守ったようだ


葵「すまん…銀さん」


星「なんのマネだ？親子喧嘩にクビつっこむなんざヤボだぞ」

銀「また派手に暴れやがったな とんだ親子だ 蛙の子は蛙だな



……帰れよ」


葵「は？」

神「え」


銀「お前らにゃやっぱ地球は狭いんじゃねーの？
いい機会だ親父と一緒に行けよ
これでさよならとしよーや」

葵「なんでそんなこと言うんだよ」



銀さんはこちらを見ずに歩いていく

神「ちょっと待ってヨ‼なんで‼」


神楽も動揺している

神「なんで………なんで…」


俺はたちすくして

神楽は座り込んでしまった




なんでだよ……銀さん…




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