夜兎キョーダイの次男はよく寝る子【銀魂】

番外編〜マフィア〜 ページ18

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土『ブゴッ⁉』


バゴン


液晶画面の向こうには

ボクシングの拳で腹を殴られ、壁にめり込んだあちらの副ボス

銀さんと同じく気絶


葵「……………」


タッチパネル式の携帯をセキュリティ画面から新八に電話する画面に切り替える


prrr prrr…


新『もしもし⁉どうしたの？』

葵「新八、銀さんのところ戻ってくれ、間違えて気絶させちまった。」

新『え？』

葵「いやセキュリティのハッキングして少しイタズラ装置やってたら
銀さんに命中しちまって、あっ、あちらさんも
同じ運命にしたから大丈夫だ」

新『大丈夫なわけねーだろ‼何やってんの‼葵華くん』

葵「もう新八と銀さんは基地に戻ってくれていい
お願いな…神楽に代わってくれ」


少し間があるが…

ブツん


切れた

そして後ろから武器の気配







ヒュッ














葵「あぶね」

ヌンチャクが飛んで来たので

下にしゃがんで避けた



神「ったく何してるネ」


神楽は呆れた表情で見下ろす

どうやら俺のミスをもう聞いていたようだ

俺はしゃがんでいる状態から立ち上がる


葵「スマンって……あ、んで
神楽、お前はあの犬救って
ここ出ろ。俺が敵を止めとく」

神「………私が通る道セキュリティ解除しておけヨ」

葵「はいはい…ルートはコイツが案内してくれる」


ポケットから、小型の猫ロボットを出す

ボタンを押すと本物くらいの大きさになった

葵「シルク、ルート案内頼む」


白い猫ロボットなのでテキトーにシルクと名付けた

何にでも使えるので、長年愛用している



神「………外の車は？」

葵「新八が使っていると思うが…俺が別の用意しておいた
その場所もシルクが教えてくれr」














ヒャンッ






神「⁉」










刀が俺達を襲う



















沖「オメェらがヨロズヤのリーダーとエースか」


葵「神楽 行け」

神「わかったネ」


タタッ


神楽を逃がしても

相手の茶髪は追うことをしない



葵「追わないのか？」

沖「あんな小娘よりお前のほうが強そうでさァ…」

葵「変な口調だな、江戸っ子ってやつか…」



俺は太刀二本取り出す

二刀流派なんで、本気を出す時に使う



葵「お前もここのエースってところか」

沖「エース同士仲良くしやしょう」


ニッコリ笑みを浮かべるが

ドSが溢れている








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