No.５１ ページ6
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ＰＭ9:00
り「…………」
た「立て。まだ出しきれていないだろう」
さっきの説明から ずっと同じ訓練
最大質力をひたすら出し続け 少しずつ吸収できる水を増やしている
現在は１５００kgプラスで２５００kg
大分増えた
だがまだまだ足りないと言う
この訓練は相当身体を駆使しないとできない。
正直 吐きそうなほどきつい。
コンクリートの床から立ち上がれず
目だけで 兄さんを見る
た「やはり まだ難しいか…」
兄さんの呟きを耳がキャッチした
り「俺は………まだ…できる…」
肘をついて起き上がろうと 震えながら動く
た「いや この状態でやるのは危険だ 今日の夜はゆっくり休んでいろ」
兄さんがそう言い放つと さっさと部屋を出て行った
キィ…バタン
“まだ 難しいか…”
ギリ…
力が出ないはずなのに 自然と拳を握る
り「やってやる…」
俺はゆっくりと立ち上がって
水をぶっかけた
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職場体験2日目AM8:00
上の階の事務所
万野がイスに座りながらりたに聞いた
万「りたくん。そろそろりおくんに職場体験をさせてあげてもいいかな？」
りたは白い手袋をはめて 万野には目も合わせず
こう答える
た「いえ、りおはまだ最大質力の増加をさせてます。せめて
５０００kg以上にさせればステージ２はクリアです。」
イスを回転させて
遊びながら万野は言う
万「うわわ。今の5倍かい？りたくんは鬼だね」
た「これくらい当然でしょう。５０％_____ステージ５までクリアさせたいんです。」
回転していたイスを止めて
真剣な眼差しの万野
万「…………………そんなに 急ぐことはないと思うよ」
万野の真面目な声音にりたは
こちらを向いた
た「…」
万「そんな急かさなくてもりおくんは負けず嫌いだから
確実に１００％まで行けるよ。
それにあんまり急かすとりおくんの身体も不安だしね？」
た「…」
りたは無言で準備を終わらせようとした
_____刹那_
ドゴォオオオオオオオン
激しい轟音で事務所が揺れた
万「ほーらね」
万野の部下が確認しに外に出ると
りおの大部屋の床には
巨大な穴ができていた。
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餅原 葵(プロフ) - すいません…長文でイメージしづらかったですよね。かっちゃんとの絡みは考えております。（温め中） (2018年4月2日 7時) (
レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - Part2でコスチュームイラストがあってよかったです…少し想像しづらかったので… 私豆腐ハンバーグ作るの得意なんです水綺くん是非食べて…( かっちゃんとの日常での絡み、待ってます… (2018年4月2日 2時) (レス) id: 977ed6dc6a (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - 口調がカッコイイですね。「りおカッコイイ」はこの作品の最高の褒め言葉です！ありがとうございます。 (2018年3月31日 23時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
江戸猫 - りお君カッコいいね〜(♭>∀<)頑張ってくだせェ (2018年3月31日 22時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - ありがとうございます！水綺はカッコイイ＋可愛いキャラにしたいのでこれからも頑張ります！ (2018年3月30日 9時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水縹 葵 | 作成日時：2018年2月11日 21時
