Ｎｏ.７１ ページ24
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相「職場体験は１週間。肝心の職場だが指名のあったものはリストを渡すからその中から選べ」
回された「凛月宛」の指名リスト
めちゃくちゃ沢山ある中でどう選んだらいいのか
相「と、言っても。凛月、お前のは“強制的に”決まった」
『…………は？』
相「お前の祖母からの手紙に書いてあった」
ポンと渡された手紙。
そこにはすごく達筆な文字で「雄英高校 相澤消太殿」と書いてあった。
相「
『………俺の…地獄が…』
相「頑張れよ」
『始まる……』
読んだ手紙にはこう記してあった
_____凛月悠理は「凛月組」で職場体験をさせていただきます。
これは決定事項としてお受け取り下さい。
もちろんヒーロー活動もきちんとさせます故、ご安心下さい_____凛月 見子。
轟「大丈夫か？」
『………大丈夫ではない…』
俺の地獄が始まる…
＊
少し昔の話をする。
俺が小学校１年生の時
『おれ、強くなりたい』
「なんだ急に」
『…しゅぎょう！やる！おじいちゃんおねがい！』
「…………俺は忙しいんだ。ガキは大人しくしてろ」
『やるの！おじいちゃんつよいから！一生にいちどのおねがい！』
「うるさい！」
『…っっ！…ぅうっ』
その頃、色々あって凛月組はピリピリした空気が漂っていた。
俺は唯一の友達、焦凍と離れてしまった頃だ
急にじいさんが「転校させる」と言い出したから
「理由もわからんままお前は強くせん」
『…………っっ…り、りゆうは…焦凍がいじめられていて、俺が守れなかったから！
そ、それに…俺はアイツを助けられなかったから！家族を守れなかったから！
ヒーローになるって約束したから！！』
「…！」
まだ５歳の俺は泣きながらそう言った
その時、まだじいさんが怖くて、話しかけるのに三日、勇気をためてた
俺の言葉を聞いたのじいさんの顔は驚いてる
「…………あれはお前のせいではない」
『おれのせいなの！おれが弱いから行っちゃったの！』
「………本当に覚悟はできているのか？」
『かくご？…かくごなら…ゆ、指をつめてもいいくらいできてりゅ！…る！」
「…………」
少しの沈黙
目を瞑って大きく宣言をした俺は「本当に指がなくなるかもしれない」って震えてた
「…わかった」
この言葉が地獄のスタートだった
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水縹(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます！自分もこうゆうキャラが好きなので書いてみたかったんです！そう言ってくださるとすごく嬉しいです！ (2019年4月2日 21時) (
レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 続編おめでとうございます！！こういう風な主人公大好きなので、更新されるたびにワクワクして読んでます！頑張ってください！ (2019年4月2日 19時) (レス) id: be21daf206 (このIDを非表示/違反報告)
水縹(プロフ) - ヒロアカ好きさん» ありがとうございます！応援をいただけるほど頑張れるので嬉しいです！ (2019年4月2日 14時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ好き(プロフ) - 続編おめでとうです！これからも応援してます！ (2019年4月2日 13時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水縹 葵 | 作成日時：2019年4月2日 13時
