No.１１５ ページ49
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「ハハハハハ。りく先輩方とまた違って面白いな！君！」
り「は？りく兄さん達が何ですか」
「じゃあ！君達！まとめて俺と戦ってみようよ！」と俺が気になっていたことを
後回しにされて さっさとどこかに行ってしまった。
り「………(確かにりく兄さん達も雄英の卒業生だったけれども)」
りく兄さんは正義感が強く、警察関係者だ。
兄さんの護衛兼補助などを務めている
く〈俺は強くなる為に雄英に通ったんだ〉
と、言っていた記憶が新しい。
凛姉さんも同じく人を守れる程度にと言ってた。
り「………。(まぁ、程度にしては優秀すぎる功績残してるけどな)」
なぜかあの人と戦うためにどこかに向かう俺たち。
その間に通った廊下には、優秀な功績を収めた生徒に渡されるバッジがあるのだ。
このバッジを二人とも持っていた。
り「(あの二人ならヒーローとかできたよな…個性もなかなか強いし)」
そういえば、兄さんはどうなんだろうか。
あの人はアメリカの高校に飛級して今は次期社長とかやってるが…
り「……………(兄さんは“本当に”俺にヒーローをさせるために家を受け継いだのか？)」
思えば、ヒーローにはなれないと俺の負けず嫌いを利用して
雄英に通わせてくれたし、俺が知らないところで道を作ってくれてた。
り「…………何でだ？」
兄さんが異様なほど俺にヒーローにさせようとする理由がわからない。
・
た「…………」
く「どうした？兄さん。」
りたは広い社長室に座っていた。
彼らの前社長＿父親は「後はお前らに任せる」と早々に降りていった。
そんなに歳も老いてない父親が彼らに託したのは頼もしいからだろう。
新しい社長室のフカフカの椅子に座り
りたは外を眺めていた。
た「ああ。なんでもない」
く「そうか。では 明後日の会議だが＿＿」
た「(…瑠葵。りおはまだお前を慕っている。りおの一番のヒーローはお前だろう)」
凛「？…」
た「(だが、お前には消えてもらおう…りおのために)」
凛「珍しいわね。ボーっとするなんて」
く「兄さん？」
た「してない。火焔コーポレーションのことは把握している」
「負けず嫌いなところはあの子に似てるわね」
楽しげに言う凛はまた話を始めた。
た「ああ…」
・
「…はは…俺の計画 順調そうだ」
一人笑う包帯男。
その瞳は紅く紅く染まっていた。
・
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餅原 葵(プロフ) - 幸音さん» 自分は太宰さん大好きで、文ストとはいつかクロスオーバーさせたかったのでこっちとしても楽しかったです。更新頑張ります。 (2018年6月27日 6時) (
レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
幸音(プロフ) - 初めまして！いつも楽しみしています！まさか、文ストとのクロスオーバーを書いてくださるなんて、思ってもいませんでした！とても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: ed7abbbf1c (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - 新キャラ登場です！ (2018年5月22日 6時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - 餅原 葵さん» あ、わしが惚れるやつやん！！ (2018年5月21日 23時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - いえいえ、こちらこそありがとうございました。 (2018年5月16日 16時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水縹 葵 | 作成日時：2018年4月22日 21時
