No.１０７ ページ31
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湯「僕は…アイツに腹がたつ」
緑「へ？」
この緑のモジャモジャ＿＿もとい緑谷 出久の質問
僕は言おうか一瞬迷ったが
コイツがあまりにも真剣に聞いてきたものだから
口が動いた
湯「僕は…幼い頃からアイツに勝てた事なかった。中学まではな。
高校に入ってから…急に太ったり、暴走したりと、
意味のわからないことばかりし始めて…僕はそこで
やっと勝てたと思ったんだ」
緑「…………。」
湯「だから…また 衰え始めたと思ってた奴が一気に僕を追い越して行ったのが…
ムカついたんだ。だから喧嘩したんだよ」
なんで知り合いでないこんな奴に話しているのかがわからない。
なんておしゃべりな口なんだ。馬鹿か
緑「そうd＿＿」
湯「同情なんていらねーぞ。僕はもう一度自分の手で勝つ」
言いたい事だけ吐いてさっさと
立ち去った。
緑「……………。」
……………………………………………………
り「…………」
轟「…起きたか」
目が覚めると轟の姿
轟は制服姿で座ってる
り「…………試験は？」
轟「………不合格だ。俺と爆豪もな」
り「は？…」
ピシリと固まったのがわかる。
まぁ、湯火と喧嘩のようなものをしたのだから
落ちると予測していたが…
り「お前もか…？」
轟「ああ…」
轟と爆豪
この二人不合格には驚きが隠せない
でも他のみんなは合格か…
轟「だが、落ちた者にもチャンスがある」
り「！」
轟「三カ月の講習を受けた後に個別テストで結果を出せば仮免を取れる。
次回の４月の試験で再挑戦だとよ」
り「っ…」
グッと力が入った。
り「当然受けるよな」
轟「当たり前だ。みんなに追いつくぞ」
＿＿俺もそう思ってた＿＿
すぐに追いついてやる
轟「あと、水k…湯火が、お前に渡しとけって」
り「…………なんだよ…」
小さく折りたたまれた紙
カサ…
それを開くと
達筆な文字でこう書き記されていた
『謝る。御免』
り「…………(そーいえば、アイツ書道一級だったな…俺は３段だが)」
相変わらず、不器用だな
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餅原 葵(プロフ) - 幸音さん» 自分は太宰さん大好きで、文ストとはいつかクロスオーバーさせたかったのでこっちとしても楽しかったです。更新頑張ります。 (2018年6月27日 6時) (
レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
幸音(プロフ) - 初めまして！いつも楽しみしています！まさか、文ストとのクロスオーバーを書いてくださるなんて、思ってもいませんでした！とても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: ed7abbbf1c (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - 新キャラ登場です！ (2018年5月22日 6時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - 餅原 葵さん» あ、わしが惚れるやつやん！！ (2018年5月21日 23時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - いえいえ、こちらこそありがとうございました。 (2018年5月16日 16時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水縹 葵 | 作成日時：2018年4月22日 21時
