暗殺教室 恋愛奥手少女

予感の時間 ページ19

あれから暫くたった。






私たちはまだ、写真部を救う方法を見いだせていない。





そして、タコ先生は普通に授業している。しかも









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本校舎の先生より分かりやすい！！




前まで暗号の塊だと思っていた化学反応式とか解けてるんだよ！！




まさか、あの暗号を解けるようになる日が来るなんて思ってなかった。




感動しかない




でも、暗殺の方は全然。未だにタコ先生に攻撃を成功させた人はいない。




今朝もクラス一斉射撃かわすし……




先生としてはいい人なんだけど暗殺のターゲットになれば面倒くさいことこの上ない。




あ、今は昼休みでみんなグッタリタイム。エンドのE組空気が漂ってます。




そんな中、渚くんと寺坂達がどこかに行ってしまった。




暗殺の計画っていってたけど何でだろう……




何かいやな予感がする。









〜5時間 国語〜




「はい、それではお題にそって短歌を作ってみましょう。ラスト7文字を【触手なりけり】で締めてください」




はい？




みんなからも困惑の声があがる




「触手なりけりですか？」



「はい、書けた人は先生の所へ持ってきなさい。チェックするのは文法の正しさと触手を美しく表現できたか」




すると、タコ先生は例文を詠んでくれた。




意味はわかんなかったけど……




「できた者から今日は帰ってよし」




「そんなの思いつかないよ」





「ほーらほらヌルヌル素晴らしい句が沸いてきませんか？」




沸いてくるか！！




「先生、しつもーん」




そう言うのはカエデちゃん。今年、転校してきた子！




「何ですか、茅野さん」




「今さらなんたけどさぁ先生の名前なんていうの？他の先生と区別する時不便だよ」




「名前…ですか？」




え？私タコ先生って読んでんだけど……顔真っ赤にされるんどけどね




「名乗るような名前はありませんねぇ、なんなら皆さんでつけてください」




え？じゃあタコ先生で！！




「でも、今は課題に集中ですよ」




「はーい」




よし！後で提案しよう！！




「もうできましたか渚君」




え？早っ！！




でも、渚くんが持っている紙に字なんて書いてなくて




代わりにあったのは









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対先生用ナイフだった

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