【WT】青春まったなし！！！ (ページ8)

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翌日、学校へ登校し出水を発見するや否や駆け寄る。

『ねぇ見た！？私の天才アステロイド！』

出水「お〜、見た見た。なかなかやるじゃねぇか。
俺の指導の賜物だな。」

結果として負けてしまったものの、あのマンティスを折った瞬間を思い出すと高揚する。

あのあとカゲさんにも「相変わらず、お前と王子が一緒だとウゼェ。」と褒めてもらった！

米屋「いやぁ、なかなか見応えある試合だったな。」

『でしょ！？米屋も解説席でめっちゃ褒めてくれてたんだよ。』

出水「まぁ、コイツはな。」

米屋「いやいや、犬飼先輩もめっちゃ笑ってたって。
相変わらずヒメは面白いって言ってたぜ。」

『犬飼先輩に面白いところは見せたことないけどね。』

出水「てかお前、試合中に合成弾使わねぇよなぁ。俺との練習では結構使い物になってきてんじゃん。なんで？」

『なんで…だろう……、私が合成弾ちゃんと撃てるって知ってるの出水と米屋しかいないし、なんかタイミングがない…？』

出水「蔵内先輩にも言ってないんかよ。」

米屋「あぁ〜、まぁ確かにお前、上から援護ってより動き回って撹乱させることの方が多いからな。
合成弾作ってる余裕ないんじゃね？」

『わかった、次の試合では撃ってみる。機会があれば。』

米屋「それ撃たねぇやつな。」

失礼な！

──────────

北添「昨日のヒメちゃん、凄かったね。
マンティスを射手トリガーで撃った人、初めて見た。」

王子「ぼくもびっくりしたよ。お陰でカゲくんの標的になってすぐ落とされちゃったんだけどね。
やっぱり師匠には敵わないもんなのかな。」

北添「あ、噂をすれば。」

影浦「あ？」

村上「昨日姫に助けられてた王子じゃないか。」

王子「言い方が良くない。」

影浦「王子テメェ、いつんなったらヒメにスコーピオン持たせんだ。」

王子「それはぼくが決めることじゃないよ。
でも、ヒメがスコーピオン持つと、クーガーがいないと真っ先に狙われることになるだろうから、カゲくんの前ではそう簡単に持たせられないな。」

影浦「けっ」

姫坂攻撃手復帰計画ただいま進行中？