【WT】青春まったなし！！！ (ページ7)

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面白ぇ女ページ7

武富「さぁ試合も終盤！
マップ中央では影浦隊と王子隊が一触即発か！？
王子隊は蔵内隊員と樫尾隊員が落とされているのに対し、影浦隊は全員生き残っている！

真正面から当たれば数で不利な王子隊、どのような動きを見せるか！」

犬飼「カゲのマンティスの長さを考えると、まず姫坂ちゃんが動くだろうね。
まずはカゲの懐に入らないと。」

米屋「ゾエさんいるけどまずはカゲさんだろうなぁ。」

『私が隙を作ります。カゲさんは任せました！』

王子「オーケー。」

バイパーで弾幕を張る。カゲさんを逃げられないようにするために全方位射撃を繰り出す。

影浦「チッ、ウゼェ！」

絵馬くんがどこに潜んでいるかわからない以上、そこまで踏み込めないけれど、せめて王子先輩はエースとの戦いに集中してもらわないと。

王子先輩はハウンドと組み合わせながらマンティスを使わせないように動いている。
私もそれに合わせてバイパーで援護。

もう一押し…！と言う時に、アイビスが飛んできた。

『絵馬くん…！』

思ってたよりも近くにいた…！左腕が使い物にならなくなってしまった。

『バイパー！』

私の全方位射撃で絵馬くんはベイルアウト。
ここで、隙が生まれたのは私たちだった。
カゲさんがシールドに使っていたサブトリガーをスコーピオンに切り替えてのマンティスが王子先輩へと向かう。

あぁ…！援護に入れない…！

『アステロイド！』

一点集中の弾速の早いアステロイド。狙うはカゲさんのマンティス。
生きているように動くマンティスに、変化弾(バイパー)ならまだしも、通常弾(アステロイド)を当てるのはそう簡単なことではない。

でも、できると思った。

────────ポキン。
私のアステロイドが、マンティスを折る。

影浦「……面白ぇ！」