【WT】青春まったなし！！！ (ページ18)

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生駒「は…、なんで」

『み、見ました！？荒船さん！2枚抜きですよ！！』

荒船「お前、動き回ってるフリしてずっと待ち構えてやがったな。
やるじゃねぇか。」

『だって、生駒さんたち私があっちこっち移動してると思ったでしょ？
だからあえて、逆に動かないでみたんです！

上手くいってよかった〜。』

荒船はなるほどと思いながら、姫坂の頭を撫でる。

生駒「いや、やばいやろ。俺と鋼が並ぶとこ狙っとったってことやろ？

相変わらずヒメちゃんの考えることはおもろいなぁ。」

『あ、ありがとうございます…。』

村上「確かに、まさかすぐそばからアイビスで撃ってくるなんて。」

荒船「よし、じゃあこの調子でもうちょい試合するぞ。」

『なんでそうなるんです！？』

生駒「よっしゃ、次は負けへんで！」

村上「その前に、ひと眠りしてもいいか？」

『みんな本気……。』

もちろん、あの試合はまぐれで奇跡なひと試合で、この後は攻撃手3人に囲まれるわ、狙撃手で参加した荒船さんに追いかけ回されるわ、本気になった3人に勝てるはずもなかった。

村上「その調子で次は孤月も握ってみるか。」

『村上先輩って意外とぐいぐいきますよね。孤月はもう持ちません！

王子先輩へのサプライズでこの前使ったけど、私は王子隊の射手なので！』

村上「まぁ、そう言わずに。」

『それより村上先輩、来馬さんから鈴鳴支部に行く許可もらったんですけど、いついけます！？』

村上「次の試合が終わったら、支部でみんなでゆっくりするか。

放課後、いつ空いてる？迎えにいくよ。」