【WT】青春まったなし！！！ (ページ15)

今日:27 hit、昨日:0 hit、合計:10,321 hit

夏だ！花火だ！個人戦だ！ページ15

結局あの後、噂を消すこともできないまま夏休みに突入した。
ボーダー外に友達がいないわけでもないが、何せイレギュラーに仕事が入ることもあるため、遊びの予定のほとんどがボーダー関係の人となるのは仕方ないだろう。
まぁそもそも遊ぶ予定もほとんどないのだが。

閑話休題。

心機一転、トリガー構成を変えてみようと思う。
バイパーはもちろんメインとサブに両方入れておこうと思うが、スコーピオンを導入するか迷っているのだ。

『でもなぁ、これからは合成弾も使っていきたいしなぁ…。欲張っちゃダメだよなぁ…。』

加古「あらヒメちゃん、どうしたの？難しい顔して。」

『加古さん、今トリガー構成を考えてて…。』

加古「あら、変えちゃうの？」

『どうしようかなって…。
万能手も射手も両方やってみたいことがあるんですよね…。
でも欲張っちゃダメかなって。』

加古「ヒメちゃんの戦い方は本当に面白いわよね。
＂ひめさか＂じゃなくて＂きさか＂なら、私の隊にスカウトしてたのに。残念だわ。」

『うわぁ、加古さんにそう言ってもらえると嬉しいです。』

加古「でもそうね、私的には射手極めたヒメちゃんを見たいわ。
そっちの方が面白そうなんだもの。

ヒメちゃんの合成弾に手も足も出ない二宮くんとか見てみたいわ。」

『いやさすがにそこまでは…。』

加古「ふふ、でも二宮くんを打ち負かすのはヒメちゃがいいのは本当よ。
そうだ、私がハウンドの師匠になってあげましょうか。」

『え！？いいんですか！？』

加古「もちろん、それで二宮くんに一泡吹かせてあげてちょうだい。」

『そっちが本命じゃないですか！』