恋した私が馬鹿だった。【佐野万次郎】

にじゅう ページ25

A side









『ッ私が.....』




少し目の前がボヤッとする。

二人は目を見開いた。


それが涙だとはすぐに気づいたが、お構いなしだと私は話を続けた。




『もし、振られたら、』




ゴシゴシと、私は裾で涙を拭った。




『笑って、

また、馬鹿みたいに、





一緒に、騒いでくれる.....？』




そう言い、私は蘭と竜胆に笑いかけた。

しばらくの沈黙。



最初に口を開いてくれたのは蘭だった。





蘭「......ボスのめーれーだ、
聞くしかねぇだろ」




ガシガシと頭をかき、頬を少し赤くさせながら答えてくれた蘭。

あれ、可愛すぎないかな。




竜「兄貴素直になれよ」


蘭「うっせ」




その言葉を聞いた途端、私は堰を切ったように泣き出してしまった。




竜「っは、そんな泣くかよ」


『だってぇぇえ...！！』


蘭「あはっまだまだお子ちゃまだなAは」




竜胆はハンカチで優しく私の涙を拭いてくれて、

蘭は私の頭を優しく撫でてくれた。



最終的に、二人は優しく私の頭を撫でて、涙が止まるまで慰めてくれた。









.







ーーーーーー


すっごい短いです。

すみませんでも灰谷兄弟好きすぎてちょっと辛すぎてもう......


本当はじゅうきゅうぐらいで終わらせてたんですが、


書きたい欲が強すぎて気づいたら書いてましたてへぺろ




25,000hitありがとうございます！！！

最近更新遅くてすみません....

少し詰まっていたので更新しづらくて....


でも多分もう大丈夫だと思います！！



次から蘭ちゃん視点に入ります


ちょっとした過去話(ちょっとしてないかもしれない)も出てくるので、


楽しみです(？)

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