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じゅう ページ15

A side









『.....なんで止めてくんなかったの?』




「私が不良やめた理由、アンタには話したよね?」と少し半ギレで問う。




半「そりゃぁ、止めたらオレの命危ねぇし、
それに、また戻ってくれるかもしんねぇしな♡」


『それはない。』




「だろうな♡」と分かりきったように笑う半間に、
はぁ、とため息を吐く。

返り血を拭きながら私は半間の隣に座った。




半「そういえばよぉ、
マイキー浮気してるらしいじゃねぇか」


『いや急すぎ』




「おいおい、なんか反応しろよ」と半間は面白くなさそうな顔をして話を続ける。




半「あの東雲ってやつ中々やるなァ、
あの無敵のマイキーを誑かすなんて」


『....まぁ、可愛いしね、あの子』




半間は吃驚した様子でこちらを見る。

その様子に対して、「なに、」と冷たく言うと、半間は少し笑って、




半「珍しいなァ、弱気か?」


『別に』




急に黙る半間に少し違和感を感じ、半間の方を見ると

すぐ横に顔面ドアップの半間がいた。




『うっわ、近』


半「ばはっ♡オマエのそうゆうとこ好きだわ♡」


『そりゃどーも、』





半「けどなぁ、やられっぱなしは
オマエらしくねぇぞ?」


『!!!』




しばらく沈黙が続く。




『はは、確かに』









武道や半間の言う通りだ、


こんなの、私らしくない。





やられっぱなしなんて、誰が許すか。








『もう猫被りとかいいわ、
現にしてた理由の一つ潰れたし』


半「それでこそオレのAだっての♡」




「オマエの猫被りもあれはあれで好きだったけどな」と呟く半間の鳩尾に、

優しく肘を一発入れる。




半「お"っほ♡相っ変わらず衰えてねぇのなァ?」


『誰がオマエのだ誰が』





『ありがと半間』




そう、少し照れ臭いが感謝を伝える。

すると半間は今日一の驚きというくらいの驚いた顔をしたあと、




半「ばははっ♡やっぱ可愛いなァAチャンは♡

マイキーに捨てられたらいつでも呼べよォ」




「オレが飼い主になってやるから♡」と半間は満面の笑みを浮かべて私にそう言った。









ーーーーーー


あぁあ半間くん好きすぎるっっっっ


たまにすごくすごく掴みにくかったり書き方わかんなかったりするけど楽しいっっっっ

じゅういち→←きゅう



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くに(プロフ) - 桜檸檬と雫苺さん» ありがとうございます!!😭 (2021年12月5日 13時) (レス) id: 059aa37cb3 (このIDを非表示/違反報告)
桜檸檬と雫苺 - くにさん» 全然大丈夫です。更新頑張ってくださいね (2021年12月5日 9時) (レス) @page38 id: 784883b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
くに(プロフ) - 桜檸檬と雫苺さん» コメントありがとうございます!すみません、オリキャラは自分が決めたキャラでないと書かないことにしてますので、リクエストにお答えすることはできません......💦申し訳ないです。 (2021年12月5日 0時) (レス) id: 059aa37cb3 (このIDを非表示/違反報告)
桜檸檬と雫苺 - 夢主ちゃんは本名のことを知らない (2021年12月4日 17時) (レス) @page38 id: 784883b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
桜檸檬と雫苺 - 名前〈天音雫〉本名〈三ツ谷雫〉今は夢主の仮の姉、年齢は16歳、白龍(ホワイトドラゴン)の総長、1番に雫のことを思ってる、内装は三ツ谷くんを女の子にしたみたい、真一郎くんとは親友だった?(真一郎くんが生きてるのか分からないので?って書きました) (2021年12月4日 17時) (レス) @page38 id: 784883b1f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くに | 作成日時:2021年8月30日 21時

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