23話 ページ25
｢太宰さんのお父さん、かっこよかったね……！｣
授業参観日も一応無事終了し、帰り道。
｢Aちゃんも凄かったよ！何かもう凄かった！！｣
｢い、いやぁ……｣
当麻っちにしては語彙力のない(失礼)褒め方をしてきて、何か照れるな……
太宰さんのお父さんがライブやった後、休憩を挟んで私とお母さんでピアノの連弾をした。
たまたま最近連弾してたからよかったけど……
｢あ、そーだAちゃん｣
｢何？｣
思い出した様に手をポンと叩くユリアちゃんに首を傾げる。
｢副会長、演奏の時もずっとAちゃんのこと見てたよ！やっぱりす……｣
｢それ以上言わないで声が大きい！！｣
この前もしたような話をしだしたユリアちゃんの口を慌てて塞ぐ。
｢むぐっ……ん、くるじ……｣
｢あ、ご、ごめん！｣
｢っぷはぁ…………いや、だってどう考えてもそうなんだもん！絶対そうだって！ユリア、応援するよ！｣
｢応援って………｣
そもそも副生徒会長が私のこと好きなのかわかったもんじゃないし、多分違うし。
私だって副生徒会長のことが好きなのかそうじゃないのか全然わかんない。
思ったことをそのまま伝えてみると、ユリアちゃんがとんでもない事を言い出した。
｢じゃあ、明日デートしてみたら？副会長と｣
｢え……｣
相変わらず突拍子もないこと言い出すなぁユリアちゃんは！！しません！！！
そもそも、ユリアちゃんがいるから曖昧なだけでこの高校恋愛禁止だからね……？
｢うーん、難しいんじゃないかな……｣
ほら、シュリくんも言ってるんだし……
｢え〜！シュリくんなんで！？｣
｢だってあの副会長だよ？僕らあの人の予定だって知らないし……｣
｢えー…………｣
｢えーじゃない！副会長も困るだろうし、やらないよ！｣
｢釣れないなぁ……｣
体育祭以降頑張ってこの話思い出さないようにしてたのに……
こんなこと言われて少しも気にならない訳では無いし、明日副生徒会長とまともに話せなかったらユリアちゃんのせいにしてやるもんね〜……！！
ラッキーカラー
あずきいろ
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るあぱこ(プロフ) - まさか占ツクでエリートジャックの作品を見られるなんて……！エリートジャックの作品はとても少ないので凄く嬉しいです！素敵な文章で読んでいてとても面白いです！これからも更新応援しています！ (2020年11月4日 17時) (
レス) id: 66f5951d9c (このIDを非表示/違反報告)
藤堂平李(プロフ) - これからも更新楽しみにしています！！ (2018年1月19日 7時) (レス) id: db35fcf089 (このIDを非表示/違反報告)
.青い無機質.(プロフ) - 華蜘蛛さん» コメントありがとうございます！そうですね……、少女漫画の二次創作、ましてや夢小説となると作品が限られてしまいますよね;;少ないなら自分で書こう！と思って書き始めた所もあります(笑)これからも更新頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年9月23日 13時) (レス) id: 3d15acb25c (このIDを非表示/違反報告)
.青い無機質.(プロフ) - 透明人間まのさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまってすみません;;副会長、カッコイイですよね〜！漫画読みながらニヤけてます(笑) (2017年9月23日 13時) (レス) id: 3d15acb25c (このIDを非表示/違反報告)
.青い無機質.(プロフ) - 李藍さん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまってすみません;;ですよね〜！！普段きちっとしてる副会長の違う一面を描きたいな、というのもこの小説を書いている理由の一つです。これからも更新頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年9月23日 13時) (レス) id: 3d15acb25c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年8月14日 10時
