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「あ、Aちん髪の毛切ってる」



「本当だ!可愛い!!」


集会の中で最初に気がついて声を掛けてくれたのはマイキーだ

それに便乗してエマちゃんが目を輝かせて近寄ってくる


「天使の輪できてる〜すごいサラサラ〜!」

「シャンプー何使ってるの?」



可愛い女の子の質問責めは悪い気はしない



お姉ちゃんお姉ちゃんって慕ってる感じは可愛い


ふと視線を感じる。

ドラケン。




エマちゃん見てるのかな。それとも私…?


淡い期待は崩れ落ちるのが早い。



「おいエマ、A困ってんだろーが。」



嬉しそうに振り向いて反論するエマちゃん。

「えー!でもAちゃんの髪サラサラで可愛いんだもん!」


嗚呼なんて…なんてお似合いなんだろう




『わ、私用事思い出しちゃった。ナホヤとソウヤには先帰るって言っといて』


「あ?あ、おいA!」


ドラケンが名前を呼ぶ足を止めてしまったが笑いかけながら

『ごめん、本当に用事。』



馬鹿みたい。分かりきった事だったのにこんなにも凹んだりして

悔しいけどお似合いなんだもん。入り込む余地なんてなんにもないのに

集会場所を飛び出して行く宛なんてないのに歩いてる



意味もなく電車に乗って適当な駅で降降りた。


ギラギラ光るネオンのおかげで駅名を見なくてもわかる。


高校生にはちょっと早い。夜の街、新宿。




場違いな服装のせいで酔っ払いも綺麗なお姉さんも2度見をしてくる。



この時間の女子高生。歌舞伎町付近なんて家出少女以外居ない。


スカウトに声をかけられ更には腕まで掴まれる


『お、お金なんて要りません…』


そうお金なんて要らない。


私が欲しいのはドラケンからの愛情


それだけなのだ



なのに


「人の物に手ぇ出すなんて行儀悪い奴だな〜。ダリィ。」




困ってる時いつも助けてくれるのは



『半間くん…!』




彼だった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

何年か前に早朝大荷物で歌舞伎町付近を歩いてたら家出少女に間違えられてスカウトされました。GONです。

その時腕捕まれ死ぬほど怖かったので…(汗)

そしてこの作品にも順位が(泣)



感謝しかないです。これからも応援よろしくお願いいたします!


コメント等もお待ちしております

罰→←罪



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Gon(プロフ) - ヒルザキさん» 3回以上?!めちゃくちゃ読んでくれてますやん😭そんなに泣きたいなら同じ作者の『天国からの手紙』とか『さよなら、僕の可愛い人』とかどうです????(セルフ宣伝) (2021年10月17日 23時) (レス) @page18 id: 5291ce1c35 (このIDを非表示/違反報告)
ヒルザキ(プロフ) - この作品が好きすぎて、3回以上読んでしまいました。きっと10回読んでも泣ける。甘々半間イイですね✨ステキな作品をありがとうございます✾ (2021年10月17日 22時) (レス) @page20 id: 0552f9b4e8 (このIDを非表示/違反報告)
罪と罰(・~・) - 半間好きには、たまりませんなぁ(・・♭) (2021年8月31日 9時) (レス) id: 55b6953580 (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 完結してからも定期的に読み返すくらいこの作品好きです(T-T) (2021年8月21日 23時) (レス) id: 66c6cd4287 (このIDを非表示/違反報告)
Gon(プロフ) - @Mさん» ありがとうございます!そんなに1番好きなんですね?!笑嬉しいですありがとうございます! (2021年8月17日 12時) (レス) id: 5291ce1c35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:GON | 作成日時:2021年8月3日 22時

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