やめてよして触らないで【東京卍リベンジャーズ】

▽ ページ19

『うわぁ…これ、昔の首領ですか？可愛い…♡』


可愛いと言うと満更でもない顔で鼻を鳴らす首領。


「ポチ、これ俺らだよ♡13歳の時と〜これが、」

『は、はァ…凄いですね？』


何故か写真見せ合おうの会になってる…。

三途様は写真が嫌いだからと撮ってないらしい。


鶴蝶様は施設育ちだから写真なんて無縁だったらしい。



『九井様は…変わってない…』


まっっったく変わらない九井様に驚愕。


『九井様のお写真にはどれもこの美少年くんが映ってますね。綺麗だしかっこいい。』


美少年、かっこいいと聞いてピクリと震える幹部様たち



「ポチぃ、俺らも中々イケメンじゃね？」


『え、あ…そう、ですね？』



「ところでポチ、お前ばっか俺らの写真見て笑うのはズリィよな？」


「お前のも見せろや」



『え、えぇ…持ってないです』



「そう言うと思ってな。もう用意してあんだわ」


九井様のそういう所本当に嫌い。


と言いそうになった。




頬を付けながら落ちたソフトクリーム見て泣いてる幼少期から始まり



『あ゛ッ！それはダメです！』


「あ？お前に拒否権ねェっての」


取り返そうとするも幹部様たちが寄って集って見るから入り込む隙間がない。


「ポチ…お前」



「ギャルだったのかよ。ぶはッ！想像出来ね〜」



爪も長く盛りに盛りまくりの髪にバサバサのつけま…舌ピ見せびらかすように舌ばかり出してる。

プリクラには「ぅちらさいきょ〜卍」付きである




「ぅちらさいきょ〜卍はズリィだろ」


プルプル震え笑いをこらえる九井様と鶴蝶様に


ヒーヒー笑いながら床転げ回る蘭様と三途様


耐えきれず吹き出す首領と竜胆様



喧嘩売ってる…？

「あ゛〜笑った…。お前が優勝だよ。」


そう涙を拭いながら蘭様に肩を叩かれた



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