【梵天】やめてよして触らないで！…やっぱ撫でて【東リべ】

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首領が席を外せって言うから三途様と2人車に戻る


レンタルビデオショップの店長さん…首領と繋がりあったんだ…


なんて関心してたら


「マイキーおせぇな…」



三途様がイライラし出す



『三途様…！！アレ』



彼の服を掴んで指さす方に向かせる


「ポチ、ンな引っ張らなくても分かっ…マイキー？！」



『おおお落ちちゃいますよ！首領！』





「行くぞお前ら！」



落ちた。もう見てられないと顔を手で覆う




いつまで経っても落ちた音がしない。





恐る恐る指の隙間から見ると咄嗟に店長さんがキャッチしたみたいだ




だけど突然意識を失った様に項垂れ首領が落ちてしまう



今度こそダメだ、と目を瞑ってしまう




また落ちた音が聞こえない




ザワザワする様子から目を開けると


間一髪で三途様が受け止めたのだ




『…良かった…首領！』



泣き崩れそうになるのを我慢して駆け寄り気を失っている首領に頬擦り




『馬鹿な事考えないでください。首領…ポチが居ます、ポチがあなたの為に何でもします』



『だから、こんな事しないでください…首領』




何とかアジトに戻り首領をベッドに寝かす



「ポチ、いい加減にマイキーから離れろや」



首を振って首領の手を強く握る



『今日だけ、今日だけですので…』





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


真夜中目が覚めてアジト内をウロウロしてるとマイキーとポチが気になり足を運んでしまう



珍しくすやすや寝入ってるマイキーと泣き疲れたのかこちらもすやすや寝てるポチ



赤くなる目元をなぞり俺があの立場でもポチは泣いてくれたのか


そう考えると想像できなくて






「俺の為にも泣いてくれよ…ポチ。｣




額に口付けて俺は部屋を後にした

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