私の後輩マネが如何に仕事の出来ない悪女モドキ(笑)かをまとめた結果

その3、後輩マネは時間を守れない。 ページ6

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朝練は各自で、マネがどうしても必要な時だけ前日に連絡してもらい、手伝う。

だから基本的にマネの仕事は放課後だ。


部活が始まるのは午後4時10分。4時前に授業が終わって掃除やらなんやらやってれば4時になる。

妥当な時間だ。


そして入部2日目にして、新見優奈はやらかしてくれた。

時刻は4時30分。バタバタと言う足音と共に現れた。



「ごめんなさいっ!!せ、先生に呼ばれてて、誰かに言おうと思ったんですけど、誰に言ったらいいか分からなくて……」



おう。知ってる私知ってるぞ。春休みから既に練習に参加してた国見くんから話聞いたぞお前。

国見くん同じクラスなの知らなかったのかこいつ。


だって国見くんが気だるそうに、私に告げ口してきたからな。



「あ、そう言えば新見ですけど。まだ教室でおしゃべりに興じてましたよ」



はいアウトー。



「監督。あの子マネの自覚足りません。国見くんが証人です」


「ふむ……困ったね」


「注意しておきます」


「そうだね」



入畑監督に説明してから、新見優奈の元に向かった。



「遅刻の理由とかは言及しないけど明日からは気をつけて。練習開始は昨日も言ったけど4時10分だから厳守するように。特にマネージャーは」


「すみません、プリント運ぶの、手伝っててっ」


「うん、口はいいから手ぇ動かして」



既にタンクは運んであるし、準備したタオルは部室に置きっぱだけど今日は必要なさそうだ。みんな自分の持ってるし。



「峰口ちゃーん、スコアお願い！」



及川からそんな声が飛んできた。



「はいよー」



じゃあ、まぁ、スコアの付け方教えるか。





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その4、後輩マネはスマホを手放せない。→←閑話休題、私は3年マネージャーだから。

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