最後のプレゼント

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『、、、』

母｢あんたのせいで私の大事な休みが潰れたじゃない｣

今日は検診の結果が届く日
病院に呼ばれ母親と病院へ向かっている

見ての通り母は私の事が嫌いだ
何故って？
私は実の母の子共では無いからだ

父の元妻の子供
色々ややこしい

｢｢星野さま、こちらへどうぞ｣｣

看護師さんが言うと母は気だるそうに椅子から立ち
診察室へ向かった

先｢、、、｣

先生が深刻そうな顔をしている

『、、、』

母｢娘はどうでしょうか？｣

こういう時だけ娘と言う
この八方美人め
クソ喰 らえ

先｢星野様の心臓の心拍数がとても少なく、、、
このままでは、、、余命1ヶ月も持たないかもしれません、、、ですが心臓移植をすれば回復する確率があります。、、、どうでしょうか？｣

『、、、』

母は私の顔を見つめていた

どうせ私のことが嫌いだからしないって言うでしょ

母｢移植は誰でもいいんですか？｣

先｢同じ血液型の人じゃないとダメです｣

母｢、、、Aごめんね。
私はAに心臓はあげれない｣

悲しくないくせに嘘ついてんじゃなぇーよ。

『いいよ、、、別に。
大丈夫だよ！私は！！』

私はニコリと母に笑って見せた

先｢分かりました。こちらでもドナーを精一杯探しますので。見つかり次第連絡を入れますね｣

______
正直信じられない

知ってた

人より長くは生きれない事。

でも余命が付くほどなんて、、、

『もう、、、死ぬんだ』

死ぬ恐怖なんて誰にでもある

でも！！

『残りの命、楽しく生きないと！
笑って生きる。
誰にも言わないでいつもどうり
接して私が死んだらみんなに余命があった事を
知ってもらえばいい』

私はその日から強い決意を決めた。

今日は6月12日
誕生日まで25日_____。

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