最後のプレゼント

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今日からは入院生活だって

『死ぬのに入院なんて
マジで終わってるわ』

少しイライラしつつも大人しく病院へ向かった

───
準備も終わり
ベッドの上に横たわった

『意外と良くてウケる』

ふわふわしてる

すると

ガラガラ

ドアの方を見るとココがたっていた

『ココじゃん！』

コ｢、、、｣

『何悲しそうな顔してんのよ』

コ｢、、、ごめん｣

『ココが謝ることじゃないでしょ』ﾆｺｯ

コ｢今日一日は此処にいていいか｣

『いいよ〜』

───
二人で話していたら気づけば5時半

コ｢あ、俺帰るな、、、｣

『うん、』

コ｢また来る、、、｣

『待ってるよ！』

そのままココは帰って行った

窓の外を見れば綺麗な夕焼けが私を照らした


心臓がズキりと痛み出した私はそのまま寝た

───
朝起きると隣にココが居た

『おはよう』

コ｢A今日は口空いてなかった｣

『前までマステ貼って寝てたからね☆』

コ｢Aは本当に馬鹿だよな｣

『褒めるなって』

2人で笑い合う日々が遠ざかる気がした

『ココ』

コ｢あ？｣

『、、、花火したいね』

コ｢、、、あぁ｣

『ココと夏祭り行って
花火も見て、一緒にりんご飴食べて
2人で笑い合って、、、』

『そんな夏にしたいね』

コ｢、、、｣

生きれるわけが無いけど
私はあえて｢したいね｣と言った

コ｢絶対やろうな｣

コ｢約束｣

ココはあの時の私のように小指を出した

｢｢指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます指切った｣｣

終わったあとに何故か笑ってしまう

『高校生になってもこんな事してるなんて』

コ｢俺らしかいねぇーな｣

『ね！』

ココから見たAの顔はとても綺麗だった。

今日は7月3日
私の誕生日まで4日____。

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