最後のプレゼント

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『もしもし
あー、、、体調は全然
ごめん、、、あーそうそう
、、じゃーね、、、
えっ！マジで！！
待ってる！！』

今日私な学校を休んだ
ズル休みをした
学校へ行く気が失せた

ココから電話が入っていたから出ると
大丈夫か？って大声で聞かれた
休むことを伝えると
｢じゃあAの家行く｣って言い始めた

めっちゃ嬉しい

今日は映画見ようと思ってたから丁度いい
───
ココ視点

ピーンポーン

『はぁーい！！』

コ｢これあげる｣

俺は家に行く前に
コンビニでお菓子やジュースを買ってきた

『わぁー！！！！』

いつもどうり家に入ると今日は映画を見るのか
部屋がくらい

『これ見よ』

Aの手には
俺からしたらお馴染みのCDがあった

この映画はAが大好きな映画だ

小学生の頃俺は初めて見たけど

Aは初めて見たのはもっと昔って言ってた

確か女の主人公とヤンデレな男が女と一緒に心中する

でも女は男の事だ好きだったから

自分を下敷きにして男を助けた

今思うとこんなシリアスな映画を保育園生の頃

見てたなんて普通ではない、。

コ｢Aってなんでこれが好きなんだ？｣

『分かんない、、、なんかね
これ見るともしココとこうなったら私だったら
どうしてただろうって思うの』

コ｢、、、俺はAと死ぬ｣

『へぇー私の事道ずれにするんだ』ニヤニヤ

コ｢だってAは孤独が怖いんだろ｣

『』

コ｢俺はAを1人にしない｣

『私だったらココを助ける』

コ｢なんで？｣

『ココは生きてて欲しいから』

意見が分かれた

そのまま見始めた

男の愛はとても歪んでいた

女とこれからも居られるように

2人で心中しようと言った

2人は屋上でキスをして抱き合ったまま落ちていった

女は今までの男との楽しかった日々を思い出した

そして下敷きになり地面へ落ちた

その後の男は見る人で変わる顔をしていた

楽しそうにしているのか

はたまた悲しそうな顔をしているのか

俺達には分からなかった

『ねぇもしこの人自分だったらどうする？

コ｢｣

『ねぇ聞いてる？』

コ｢考え中｣

『私だったら辛い
死ぬと思う』

コ｢俺は大切な人から貰った命
大切に使う｣

『ココはやっぱりちゃんと考えてるね』

コ｢そりゃまぁ｣

『はぁ、、何か疲れた』

そのままAは瞳を閉じた

今日は7月1日
私の誕生日まで6日_____。
1週間を切った。

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