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ナナちゃんに呼び出されたのは、教室のある所から離れた校舎の隅の空き教室。
呼び出しなんて初めてだからか
私に心当たりがあったからか
足取りが重くなる。
何言われるんだろう。
なんとなく、分かるけど……。
バンッッ
教室に付くなりすぐドアが勢い良く閉められる。
嫌な予感、しかしない。
ナ「Aちゃん、ナナのこと嫌いなの？」
『………え？』
それに関しては全く心当たりがない。
というか、エイジくんの事かと___
ナ「ナナがエイちゃんの事好きなの知ってて、嫌がらせ？」
……やっぱり
『そんなつもりはー』
ナ「無くても、ナナにはそう見える。Aちゃんってキヨ先輩の事好きなんじゃないの？」
今聞かれると何故か即答できない。
出会ったばかりなら、すぐ言ったはず、なのに。
『…うん。好きだよ。今も早く誤解をといて会いたいって思ってる』
そう。私はキヨ君が好きだ。
今すぐにでもあの笑顔を見たい。
…そうだよね？
ナ「なら、エイちゃんに近づかないでくれる？ナナの事応援できるよね？」
応援。
何故かできない。
エイジ君とナナちゃんが、もし付き合ったら。
私、素直に応援できるかな
すぐ返事しないのがナナちゃんの感に触ったらしい。
ナ「ねぇ！なんでナナの邪魔をするの！？なんで二人で会うの！？」
ナ「ナナの気持ちを踏み躙って楽しい！？」
踏み躙る。
そうか。
私、最低なことしちゃってたんだ。
ナナちゃんは真っ赤な顔で私を罵倒している。
ナ「ナナは運動も勉強も愛想も気遣いも笑顔も！人一倍努力して！恋愛だって！！ずっとエイちゃんしか見てこなかったんだよ！？」
ナ「なんであんたなんかに弄ばれなきゃいけないの！ふざけんな！！！」
途中からは手を出された。
ナ「本当に最低！男好き！！！ナナが悲しんでいるのを見て楽しんでたんでしょ！！！！」
どんなに抵抗も虚しく
最後には
ナ「あんたなんか消えればいいのに！」
ナナちゃんが勢い良く手を振り上げる。
そこからは、もう記憶にない。
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でも、私が踏み躙っちゃったから。
仕方ないとか、思っちゃうんだ。
ごめんね、ナナちゃん。
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「A！！！！」
体を揺さぶられ、少しだけ意識が戻る。
誰かは私の体を持ち上げて、息を上げている。
『ごめんね…』
謝ることしかできないんだ。
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アズ - サイコーすぎました(°▽°)ドキドキしっぱなしで私の心臓大丈夫かな？笑 (2017年11月12日 13時) (
レス) id: f0ac258c69 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka0406exile(プロフ) - やった！とっても嬉しいです！楽しみにしてます〜 (2017年9月26日 0時) (レス) id: 9a76fbafcd (このIDを非表示/違反報告)
kunihiro8(プロフ) - yuuka0406exileさん» ありがとうございます！！！！続編！考えていなかったですが、少しで良ければ出してみます！！！！！！！(楽しみにしていてください！) (2017年9月25日 7時) (レス) id: 55644c71c9 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka0406exile(プロフ) - 最高すぎました！これの続編とか出ますかね？、、(ワクワク) (2017年9月25日 6時) (レス) id: 9a76fbafcd (このIDを非表示/違反報告)
kunihiro8(プロフ) - yuuka0406exileさん» そんな！！（泣）すごく嬉しいです！！！！！！！！投稿が遅くなってしまいすみません！！！！！yuukaさんのコメントとっても力になりました！！！！コメントありがとうございます！！！！！！！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: 55644c71c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クニヒロ
| 作成日時：2017年9月5日 20時
