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『…次の日、彼は転校してた。…やり捨てされたの。それから、人に触れられなくなっちゃったの。触れたらまた…って怖くて。
…最初はシゲとユカも駄目だったんだけどね、2人がすごく私のために頑張ってくれて、触れられるようになって。…優しすぎるよね。
…だからきっとシゲは、望といっぱい一緒に過ごして私に触れられるようにしたかったのかなって。』
望「…そういうことか」
『…今日、突然泣いたのは』
『その彼が、あの時来た ともくんだから』
…ともくん？
『…神ちゃん、って言ったら伝わるかな』
桃「…へ」
『…すごくニコニコしてていい人そうでしょ？…私もそれが彼の全てだと思ってたし、そんなところが好きだったの』
桃「…そうなんや…」
…やからハマちゃんと3人でご飯した時、神ちゃんさんの話が出てあんなに焦ってたんや、重岡
…まって、文化祭の後転校してくるって…
『…望とは全く関係ない話なの。勝手にトラウマ引き起こして、望を傷つけた。…ごめん』
今にも溢れそうな瞳で、目を落とすA。
桃「…ええよ。Aに触れられるまで、俺待つで？」
『…望…』
耐えていたものが溢れて、袖を濡らしてる。
桃「…俺、触れたいってめっちゃ思うけど、触れられなくてもAと一緒に居れるだけでほんまに幸せやねん。」
Aが隣で笑っててくれたら。
桃「少しずつ克服したらええやん？俺、待てへんほど小さい男ちゃうで」
『…うぅ〜っ…』
泣いてるAをよしよし出来たらええけど、できるようになるまで待つで？
桃「……俺、Aの事好きや。」
『…へ』
桃「…Aとずっと一緒におりたいし、Aを支えたいし、楽しいことも悲しいことも共有したい。…俺と、付きあって下さい」
潤った瞳がパチパチしてる。
『…私なんかで良ければ…ぜひ…よろしくおねがいしますっ…！』
それと同時にパンってと窓の外でなる花火。
『…花火！望！みよ！』
理科室の窓を開けると、特等席なくらい綺麗で。
桃「…綺麗やな」
そう呟くも、隣でちょこちょこ動いてるA。
ちら、っと見れば、俺が窓枠に置く手に、手を乗せよう！いや無理！を繰り返してる(笑)
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神なな - クニヒロさん！！！！！！めっちゃめっちゃ良かったですよ！次もしっかり読ませていただきます(^^)というか、クニヒロさんが書いたものならなんでもいいですよっ(｀・ω・´) (2019年4月3日 11時) (
レス) id: 23077af701 (このIDを非表示/違反報告)
kunihiro8(プロフ) - 小瀧あやさん» 小瀧あやさん！！お久しぶりです！！もちろん覚えていますよ！いえ！！読んで頂けるだけで幸せですし、コメント下さって嬉しい限りです（；＿；）占ツクデビュー！おめでとうございます！読みに行かせていただきます！！コメントも残させてもらいますね！ (2019年3月31日 12時) (レス) id: 62485841c2 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧あや - すいません、また私です(笑)。私、先日占ツクデビューしました！『私を助けた人たちは、』という作品です！『*のぞみーる*』という名前で活動してます！ネガティブ描写だらけなので、苦手でしたらすいませんm(-_-)m。読みにいらしてくれたら、泣きます(；；) (2019年3月28日 17時) (レス) id: 9d8f0fb8f4 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧あや - クニヒロさん、お久しぶりです！覚えているでしょうか?(笑)濱ちゃんのお話の後、たくさんお話できてたのに気づいてなくて...、本当にすいません！！今回のお話も最高でした！次回作は、うぇすとに加入するやつに一票！楽しみにしてます！！ (2019年3月28日 17時) (レス) id: 9d8f0fb8f4 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クニヒロ
| 作成日時：2019年3月3日 19時
