春色無鉄砲ボーイ【赤】

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『重岡くん！お弁当一緒に食べてもええかな？』






赤「嫌」





『え！なんでやねん！ええやん机くっつけるだけやで？』






赤「無理。流星にきいてみれば」







そのまま流星に惚れたらええやん






俺になんで惚れてるかは分からないけど、そんな簡単に好きになる子やったら流星とかすぐ落ちるやろ。







『えっ、』







戸惑った声を無視して望と流星と食べ始めれば、友達の元へ戻っていった。







え、なんで流星にきかないねん






桃「めっちゃぞっこんやん…」






なんで俺なんかに。







あいつ、全然わからへん。何考えてるのか。









『一緒に帰らん？』






赤「帰らへん。」






『ええやん帰ろ』






赤「無理。1人で帰ってください」






『彼女でもおるん？』






赤「おらんけど」






『ならええやん別に。』






赤「Aさんと帰ることが嫌や」






そう言って顔を見れば、何故か赤くなってる。







いや意味わからん。








『名前覚えてくれたんやね…やった。また明日ね！！！』







………まじで意味わからん。






そんなちっこいことで喜ぶ？







単純過ぎひん？







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