春色無鉄砲ガール2【赤】

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赤「んー、せやな。…クリスマスと元日、どっちの方が好き？」






『え？ん〜っ、どっちやろ。元日？』






赤「え、何で？」







『クリスマスは今まで彼氏とクリスマス過ごすとか無かったしサンタさんとかとうの昔に消えたし、雰囲気は好きやけど別に、って感じやん？』






赤「なるほどなぁ」







『せやけど元日はちゃう！毎年親戚で集まるからお年玉貰えるしご馳走食べられるし、なんか気持ちの切り替え出来て、あの空気感めっちゃ好きやんなぁ』






赤「え、来年ええの？初詣。親戚さんと」








『大毅に会える方が大切に決まってるやん。…あ、でも今年はクリスマス一緒に過ごせるから、クリスマスも楽しみやなぁ』







赤「ふっ、そか。俺も楽しみにしてるで。俺が行きたいところ連れてってもええ？」








『おん！もちろん！！！』









赤「よっしゃ、ほんま楽しみやな」








『ほんまに楽しみ！あ、せや、プレゼント交換せえへん？』








赤「ええよ！うわ〜渡す前に買われたらどないしよ！笑」







『ほなプレゼント貰うまで新しいものあんま買わへんようにしようや！お互い！』









その後もたくさん話して、夜も更け、お風呂借りたりして、緊張しながらもまた同じベッドで寝た。


(パジャマとして大毅の服を着れたのが密かに嬉しかった)









次の日起きた時にはもう元気いっぱいになっていた。







幸い今日は土曜日だから、朝急いで学校に行くこともない。









赤「ほんまありがとう！良かったらやけど、一緒に出かけへん？」







『ええね！！！』






赤「制服のままでええ？」






『ええよ！！やったぁ！！！』







今日もまた大毅と一緒に居られる、









そう思っただけで、また幸せが溢れそうになった。






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