し、シリアスな雰囲気に!? ページ7
貴女side
あ『だから、泣いていいんです。彼らのことだから、きっと向こうで苦笑いしながら、ゼロは泣き虫だな、なんて言ってますよ。』
うん…なんかホントに言ってそうだわ。目に浮かびすぎて怖い…。←
降「う…ふっ…あぁぁぁ…!!」
トン、トン、と規則的に背中を叩くと、零さんは落ち着いたのか、ぎゅ、と抱きしめてきた。
あ『あの…零さん。こんな時になんですが…敬語なのに零って呼び捨て言い難いので、零さんでいいですかで…?』
いや、この状況下で言った自分ホントすごいと思う。( �・ − �・ )←
降「…なら、敬語をやめればいい。」
え、流石にタメ口は…。
あ『でも…。』
降「じゃあ、言い方を変えよう。敬語をやめてくれ。」
もう…この人は、ホントに上手だな…。
あ『…分かったよ、零。それとね、眠いや!!』
降「ははっ。そうだな、寝ようか。」
あ『うん!』
布団に潜る。あー温かい〜。
降「A…ありがと、な。」
零…。見えちゃったよ、真っ赤な耳。まったく、可愛いなぁ〜。
あ『ううん。ホントのこと、言っただけだもん。』
降「俺は、職業柄トリプルフェイスだ。降谷零として接することも少ない。でも、そんな俺でも、信じてくれるか…?」
弱々しく、言った零。当たり前なのに。
あ『名前なんて、はっきり言えば飾りだよ。親が付けてくれた名前をそんなふうに言うのはアレだけど、名前なんて無くても零は零だよ。降谷零でも安室透でも、バーボンでも。私は、貴方がす…。』
!?!?おい自分!今なんて言おうとした!?す、好き!?ま、まさか!私が、零を好き…??
降「A…?」
言葉にして、初めて気がついた。私は、零が好きなんだ。お兄ちゃんみたい、とかではなく、異性として。
あ『ご、ごめん!とにかく、私はどんな零でも信じるよ!』
降「そう、か…。あり、がとう…。」
ね、寝たかな?いっぱい泣いたし、疲れも溜まってたんだろな。寝顔、めっちゃカッコイイ…。さらっさらの髪を撫でる。
あ『おやすみ、零。』
やっぱ無理だあぁぁぁぁぁぁ!!→←さぁ寝よう。今すぐ寝よう。
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!すごく面白かったです! (2018年10月21日 21時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
白井なでしこ - 皆さん、この作品荒らすのやめませんか?私はこの作品好きですよ!!! (2018年1月18日 23時) (レス) id: 96cf57476a (このIDを非表示/違反報告)
Aufrichtig - えっと、この作品がすごく好きでコメントを書かせて頂こうと思ったのですが、他の方々がかかれたコメントを見てみると、とても酷いことばかり書いていて…。正直、すごく不愉快な気持ちになりました。不特定多数の人が見ているということを考えてほしいです。 (2018年1月8日 2時) (レス) id: 903e380cf0 (このIDを非表示/違反報告)
降谷さんlove - 見ていて幸せになれる作品です!頑張って下さい! (2017年12月7日 0時) (レス) id: 1a886fcdb2 (このIDを非表示/違反報告)
降谷さんlove - とっても面白いです!ありがとうございます!! (2017年12月7日 0時) (レス) id: 1a886fcdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇夜の龍姫 | 作成日時:2017年8月24日 21時