世界一の我儘 ページ10
『ゲーム事業、ね。』
ウソとハッタリでできたような企画書。
普通の人ならこんなものを出資家のもとへ提示しないだろうし、やり遂げるとも言わないだろう。
ハル「今度新作ゲームの発表会があるんです。よろしければA様にもご出席いただきたくて、本日やってまいりました！」
『馬鹿げたものだけど、本当に大丈夫なの？』
ハル「絶対大丈夫です。俺についてきてみません？」
ハルのまっすぐな視線。
嘘をつくのが本当に上手な人。
それでも私はドキドキしてみたかった。
仕事でスリルを味わいたかった。
それと、ガクさんに会いたかった。
彼の力に、なりたかった。
『…わかりました。行くわよ。』
ハル「あざーす！」
ハルは歯を見せてニカッと笑った。
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『花園さん、ご無沙汰しております。』
花園「いいのよ、そんなに固くならなくて。」
『ありがとうございます。
…彼らは、どうしてこうも、人を惹きつける力があるのでしょうか。』
花園「……世界一わがままなのよ。」
私と花園さんは目線を前におくる。
そして、くすりと笑う。
ガクさんがあたふたしている。
桜という人の発表が下手くそすぎてみんな帰っていく。
もう駄目かと思っていると、後ろから世界の堀本とハルが入ってきた。
まるで主役だ。
でも、こんなことしてしまうなんて、
『…わがまますぎませんかね』
私は眉を下げて苦笑した。
花園さんは少し微笑したあと前を見た。
ステージ上では、ハルが自信満々に笑っていた。
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くも(プロフ) - 瑠華さん» ありがとうございます！みなさんがここまで読んでくださったおかげで完結までいけました…！本当にありがとうございます😭番外編も頑張ります💪 (9月16日 22時) (
レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - 完結おめでとうございます〰！ ここ最近ずっと読み返したり、更新を楽しみにしていたので本当に嬉しい限りです✨ 番外編もがんばってください！！ (9月16日 11時) (レス) @page22 id: 88894a9c9d (このIDを非表示/違反報告)
くも(プロフ) - aomin0131さん» 読み返してくださってるんですか！？ありがとうございます嬉しいです…！更新頑張るのでぜひこれからもご愛読ください！リクエストもありがとうございます🫶🏻 (9月3日 3時) (レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
aomin0131(プロフ) - 何度も読み返してます…こんな素敵な作品に出会えて嬉しいです！！！更新楽しみにしています！私も瑠華さんと同じで逆バージョン見てみたいです🫶🏻 (9月2日 16時) (レス) @page9 id: f7e48edc28 (このIDを非表示/違反報告)
くも(プロフ) - 瑠華さん» こんばんは！リクエストありがとうございます！逆バージョン…おもしろそうですね！この作品が完結したあとになるかと思いますが書いてみようと思います！頑張ります！💪 (9月1日 1時) (レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くも | 作成日時：2023年8月22日 20時
