跳ねる心 ページ5
ガク目線
ホストクラブの仕事も終わり、職場兼自宅に帰るとき、ハルくんが話題を作った。
ハル「なあガク！あのときなんて言われたんだよ！」
ワクワクした顔で聞いてくる。
僕はあのときから心臓が飛び出しそうだというのに、この人はとても楽しそうだ。
ガク「え、っと…」
僕が言い淀んでいると、どこから現れたのか、小鳥遊さんが言葉を発した。
『ホテルでアフターに付き合ってくれたら教えてあげる、だよね。ガクくん。』
そういいながら僕の唇をつん、と触った。
ハル「まじか！行ってこいよ！ほらあそこ！ホテル！」
ガク「やめてよハルくん！！」
顔が熱くて、のぼせてしまったみたいで変な感じがした。
ハル「じゃあ、A様、俺に一晩くれませんか？」
そんな甘いセリフ言いながら、片膝を地面につけて、小鳥遊さんの手を取って、妖艶に誘うハルくん。
『ふふ、ホストは人の客に手を出したら駄目なのよ』
彼女は掴まれた手からするりと手を抜いて、笑ってみせる。
ハル「残念！じゃあまた、出資のときに会いましょうね、元太客さん」
ハルくんはいつものように不敵に、それでも堂々と笑った。
Aさんは私の負けよ、というように眉を下げて笑った。
笑っている彼女が何よりもかわいい。
―――あぁ、僕は恋に落ちているんだ。
気づくのもきっと時間の問題だったのだろうと思う。
誰にもバレないように芽生えた気持ちをそっと隠した。
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くも(プロフ) - 瑠華さん» ありがとうございます！みなさんがここまで読んでくださったおかげで完結までいけました…！本当にありがとうございます😭番外編も頑張ります💪 (9月16日 22時) (
レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - 完結おめでとうございます〰！ ここ最近ずっと読み返したり、更新を楽しみにしていたので本当に嬉しい限りです✨ 番外編もがんばってください！！ (9月16日 11時) (レス) @page22 id: 88894a9c9d (このIDを非表示/違反報告)
くも(プロフ) - aomin0131さん» 読み返してくださってるんですか！？ありがとうございます嬉しいです…！更新頑張るのでぜひこれからもご愛読ください！リクエストもありがとうございます🫶🏻 (9月3日 3時) (レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
aomin0131(プロフ) - 何度も読み返してます…こんな素敵な作品に出会えて嬉しいです！！！更新楽しみにしています！私も瑠華さんと同じで逆バージョン見てみたいです🫶🏻 (9月2日 16時) (レス) @page9 id: f7e48edc28 (このIDを非表示/違反報告)
くも(プロフ) - 瑠華さん» こんばんは！リクエストありがとうございます！逆バージョン…おもしろそうですね！この作品が完結したあとになるかと思いますが書いてみようと思います！頑張ります！💪 (9月1日 1時) (レス) id: 8d1df0f303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くも | 作成日時：2023年8月22日 20時
