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第17章 ページ20

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「ここは今2205年、刀剣男士と刀剣女士は共に時間遡行軍と戦って歴史を守ってくれています」

「刀剣…?…2205年?」

「刀剣女士はこの子達だけなの?」

「わけわかんねぇ、なんで俺達がこの時代に飛ばされたんだよ」

「それは私達にもまだ原因が分かりません。しかし、貴方達の歴史は変えられていないし、変化が見られる訳でもない。今の段階ではなんとも…」


大きな箱を背負う少年は頭に?を浮かべ

タンポポ少年はなにかズレていて

イノシシ頭が1番まともな質問を飛ばしてくる


カオスだ

もうカオスよ



「刀剣女子はこの3振だけなのだけど、この刀剣女子は日輪刀。すなわち、貴方達の刀よ」

「俺達の刀が人の姿に……?もう頭が痛いぞ…」

「この可愛い子達が!?」

「刀が人の姿になる訳ねぇだろ!!」

「本当よ」


炭治郎という少年は徐に立ち上がり、何故か真っ先にAに近づく

何をするのだろうと思っていると、彼は彼女の前と視線を合わすように座った


「君が俺の日輪刀、だよね」

『…はい』

「そうか…そうだったんだな…いつも守ってくれていたのは君だったんだね」


炭治郎くんはどこか悲しげな表情を浮かべる彼女に、ありがとうと優しく微笑みかけた

微笑みかけられた彼女の表情は今にも泣き出しそうで

それもそのはずだ

彼らは戦いで命を落とす

その事を彼女は自分のせいだと責めているのかもしれない

人の姿を手に入れ、感情というものを得たことが

彼女を苦しめている


元主に似てAもまた、優しすぎる刀


「貴方達が飛ばされたのは、こちらの手違いかもしれません。なのでここで貴方達を保護します。事態が落ち着くまでこの本丸にいてくださいな。政府には許可を得てます」

「可愛い女の子達と同棲!?やっぱり俺、今日死ぬの!?」

「……気持ち悪いぞ、善逸」

「……腹減った」


デジャブ

デジャブだ



「そういえば炭治郎くんのその大きな箱の中に何が入ってるの?」

「お世話になるなら説明しておかないとダメですよね」


太陽の日が入らないようにして欲しいと部屋の襖を占め少し薄暗くした

箱を置き、箱の扉を開けると小さな女の子が出てきて徐々に背が伸び見た目は刀剣女子とかわらないくらいになった

しかも美少女


「……きゃぁぁぁあ!!!可愛いぃぃぃいい」


少し鼻血が出た瞬間、驚くことも無く長谷部は慣れたように私にハンカチを渡してくる

さすが近侍様よ


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凛音 - 本当に面白いです!続きがめっちゃ気になります!頑張ってください! (2月6日 8時) (レス) @page26 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
kumo(プロフ) - 水月さん» わぁぁぁあ、こんな駄作にコメントありがとうございます(TT)励みになりました!頑張りますので、よろしくお願いします(o^^o) (2020年5月8日 14時) (レス) id: 5e86565bcf (このIDを非表示/違反報告)
水月 - 凄く面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月8日 14時) (レス) id: 13085b09f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kumo | 作成日時:2020年4月20日 17時

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