第11章 ページ13
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「……………」
私達は今、目の前の光景に唖然としている
短刀達なんて口をガックリ開けている
その理由は、そう
刀剣女士である
「衣のついたアレ!ほわほわするやつ!!」
「あんた、ほんとちゃんと箸使いなさいよ!」
『伊緒はお腹すいてるのね。戦闘中も”腹が減るわ”って言ってたし』
「いや、それ言い間違えただかだから。伊緒、ほんとは”腕が鳴るわ”って言いたかっただけだから」
やっぱり君は天然なのだな、Aちゃん!!
伊緒ちゃんは手づかみでムシャムシャご飯を食べてて、横でなんだかウンウンと微笑みながら見守るAちゃん
それにツッコミを入れる春雷ちゃん
あれ?なんか春雷ちゃんが一番まともに見えてきたな?
「これ作ったの、眼帯さんと紫ふわふわさんですよね!?」
伊緒ちゃん、呼び方もっと他になかったのかな?
「そ、そうだけど」
燭台切は口に合うかな?とどこか不安げに聞いていた
なんだ可愛いギャップだなおい
「ホワホワします!」
ホワホワってなに
いったいホワホワってなんなの!?
説明求む!!!
』とても美味しいです。きっと、燭台切さんと歌仙さんが懸命に作ってくれたからですね!どれもほんとに美味しいです!!』
「「ンンン"」」
嗚呼、この子ヤバい子だ
天然タラシだ
やばいぞ、これはやばいぞ
燭台切と歌仙まで悶絶してるもん
『主様と春雷もそう思うでしょ?』
屈託のない可愛い笑顔
純粋そのものだ
「『…んんん"』」(悶絶)
私と春雷ちゃんはパチリと目が合う
それで完璧通じあった
君はこちら側なのね
「…主」
「春雷ちん、いやこれからは同士と呼ぼう…」
「(ホワホワ)」
私たちは無言で手を握りあった
「この本丸が心配になるんですけど!!!」
その夜、初期刀の叫びが響いた
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凛音 - 本当に面白いです!続きがめっちゃ気になります!頑張ってください! (2月6日 8時) (レス) @page26 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
kumo(プロフ) - 水月さん» わぁぁぁあ、こんな駄作にコメントありがとうございます(TT)励みになりました!頑張りますので、よろしくお願いします(o^^o) (2020年5月8日 14時) (レス) id: 5e86565bcf (このIDを非表示/違反報告)
水月 - 凄く面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月8日 14時) (レス) id: 13085b09f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kumo | 作成日時:2020年4月20日 17時