第8話 ページ8
｢……はぁー……｣
私は、自分の部屋のベッドの上で、漫画を読んでいた。
『ミカグラ学園』の受験を受けたはずの日から、1週間が経った。
『はず』と言うのは、私にはあれから先の記憶がないから。
エルナは、微妙だかビミィだか言ってたけど……
私の記憶は、大きな扉を開けたところで途切れていた。
だから、合格したのか……そもそも受験など受けていないのか、わからない。
おかしいのは私の記憶？
それとも………
｢エルナの頭？｣
｢何？｣
私が考え事をしているうちに、いつの間にか隣にはエルナがいた。
｢………やっ｣
いつも通りを装い、軽く手をあげ挨拶してみたが、｢A……！？大丈夫……？精神科行く？｣と真顔で心配された。
精神科行った方がいいのはあんただろ←
｢いやー、なんかさ？ほんとに受験受けたのかなーって｣
｢受けたよ受けた！だって、あのときAいたもん！｣
エルナってあれなの？単純バカ？
言いたいことわかるけど……もしそれも夢だったら？
｢うん、ありがと｣
私が再び漫画に目線を戻したときだった。
リビングから、私とエルナを呼ぶ母の声が聞こえた。
返事をして二人でリビングに行くと……
二枚の紙を手に持ち、嬉しそうにしている母の姿があった。
聞いてみると、その紙を私たちに差し出した。
そこには……
『合格通知 A様、一宮エルナ様』
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緋夜(プロフ) - 星屑栞さん» すみません、知らなかったです。今後気をつけます。教えていただいて、ありがとうございます！ (2015年5月30日 10時) (
レス) id: 08a0d88169 (このIDを非表示/違反報告)
星屑栞 - チャットは占ツクで禁止ですよ (2015年5月30日 10時) (レス) id: 00202b60dd (このIDを非表示/違反報告)
緋夜(プロフ) - 皐月さん» うーん、どうしよ…。ま、いけるとこまでいってみる！！ありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年7月6日 18時) (レス) id: a307305068 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 緋夜さん» 20話ぐらいいったら、マンガで言う二巻にいけば？ (2014年7月4日 19時) (レス) id: 409130d6b1 (このIDを非表示/違反報告)
緋夜(プロフ) - 皐月さん» うーん、どーしよw (2014年7月4日 18時) (レス) id: a307305068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋夜 | 作成日時：2014年4月18日 18時
